何気ないはずの日常で起こる非現実的な狂気の出来事、平凡でいて奇怪、恐ろしくも悲しい、長めの短編ストーリーって感じやね。
章仕立てで構成されており、各章に主人公と彼に関わる主要キャラとのやり取りを描きつつ、章が進むにつれ話の真相が明らかになっていく流れといったところでしょうか。
視覚的演出よりも文章中心タイプのノベルではありますが、文章表現はなかなか巧みであり、読む者を惹きつける要因を持ってるのではないでしょうか。
怪しげな雰囲気漂うストーリーと病的な背景絵が非常にマッチしているのが流石だと思いましたね。 (使いまわし絵がいくつか見られるのはアレですが)
本編は適度なボリュームで読み応えがあるのですが、エンディングが打ち切り漫画のような急展開だったのが物足りないような気も。
あと、コミックメーカーでマルチエンディング制なのは厳しい・・・メッセージスキップが存在しないのですべてのENDを見るのに無駄な時間を消費してしまうので。
作者もそれは察知してるらしく、HPですべてのENDの文章を見れる配慮をしてくれているらしいのですが、今の作者HPリンクは繋がりはするものの、TOPページから先に進めず、結局ゲーム内で確かめなければならない模様。
主に猟奇的な残酷表現があるので、万人向けではないでしょうが、ミステリー小説好きにはプレイする価値が大いにあるのではないでしょうか。
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No.2263 - 2008-11-12 04:46:51
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