選択肢次第でいつだって毒牙に落ちる危険あり、それなりに時間がかかると思われる短編もの+掌編おまけ会話ノベルな模様。
謎の不気味な顔に関わってしまった主人公達の一夜の惨事を描いた一作であるが、いかんぜん、顔がどういう存在で何故主人公達に毒牙をかけるのかといった描写が大分さっぱり気味な故に、怖いというよりそっけない印象の方が強かった。
エンディング数は多いがその大半がエンディングと呼べるかどうかも疑問な程にあっけない上に、ベストENDもありがちなご都合な終わり方でいまいちしっくりこない気もするし、朗読スキップをしても演出の間が飛ばせない故にその都度待つ必要があるのも微小にストレスだった。
とはいえ、主人公が部屋にて隠れた先に狂気の者が近づく絵のインパクトはかなり怖く、この辺に関しては結構トラウマレベルの恐怖演出を醸し出している。
全ENDコンプ?で出現するおまけシナリオは本編とは一切無関係で直接的なホラー描写は少ないものだったが、終わらせ方という意味ではこっちの方が(物足りなさはあるものの)綺麗だったように思える。
良くいえばさっぱりと手短ホラーを堪能できるといえるが、悪くいえばホラーとしては中途半端な出来なように感じ、せっかくの絵の不気味さがあまり活かされていない気がする。
余談だが、顔絵のデザインがなんかどこかで見た事があるような記憶があったのだが思い出した…某ジャンプのア○ターゾ○ンのギャンブル回のアレだ。 (Vol.63)
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