シナリオ分岐は一切なし、一口サイズの短編ノベルな模様。
電波を受信できるようになった主人公の物語という設定の発想こそはいい線いっているものの、話の尺の短さ故か、主人公が唐突に電波を受け、特にこれといった山場もないままに、ありがちなご都合ENDで幕という物足りない描写に留まっているように思える。
文章表現や演出などに関しては一定のクオリティは持っていると思うし、話が手短に収まっている故に特にシナリオが破綻している部分は見受けられないというのは良心であるが…。
好意的な解釈するならば、話を引き伸ばさずにさくっと終われるといえるが、やはり正直なところ、せっかく用意された高校生の複雑な悩みやヒロインとの出会いといった設定が深く掘り下げられないままに終わってしまった感は強い気がする。
単に「電波が少年を助けました」という安直な話ではなく、少年と電波がいかに複雑に絡み、それが周りの人間関係にどう影響を及ぼすかといった過程は描いて欲しかった。 (Vol.11)
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No.985 - 2011-08-17 07:42:35
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