まず、念頭に置きたいこととして。
1をやって楽しかったなら、2はもっと楽しめます。
これは絶対に保証します。
また、この作者さんの真骨頂はそのシナリオの巧みさにあります。
序盤で「なんだかちょっと求めていたのと違うような…?」と感じても、気づいたら中盤過ぎた頃にはのめり込んでます。
私がそうでした。
私はどちらかと言えば懐疑派ですが、1をやった経験から、まず信用して2は買ってよいものだと思っていました。
しかし、最初の感想は「無料だった1の方がおもしろくないか?」でした。
ボリュームが増えた分、戦闘と会話が増えているのですが、そこにどうも水増し感がありました。
立ち絵やフルボイスなど、ちょっと一部だけに注力しすぎているのでは? と疑問を感じた。
華麗な主人公たちの絵と、モンスターとは落差が大きく違和感がありましたから。
ただ…そんなものはいずれ吹き飛びますよ。
値段もお手頃ですから、ある程度の妥協はあります。
しかし、それ以上の感動がEDには待っています。
人並みの笑いあり、涙あり、ではありません。大手メーカーのプロ裸足の仕事が見られます。
アンダーテールしかり、Ibしかり、本当にいいものを作ろうとして、それを成した人の作ったゲームです。
いい創作に巡り合いたいと思っている人なら、これをやらないという選択はない。
ぜひ、ネタバレを一切踏まずに始めてください。
…あ、作中以外のやつ、ね。
一応、念のため、前作の輝きがあるかを確認すべく 冒頭でふれる
セリフ回し 露骨だが解釈の余地は残る表示 いつもどおりだ
ということで 製品版を購入することを決意し、今日 その製品版をクリアしてきました
叙述トリックのようなものだと認識しているのである程度推理はして進めるのですが
やっぱり全部は読ませないですね
大魔王についても やっぱり ああってわかってから思う部分が残ってました
名前が フルネームで表示されて初めてネタバレになる仕掛けなど
物語の展開のさせ方と惹きつけ方が非常に上手です
今後の制作活動を応援しています
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