自動人形の最期

祟月 近衛頼忠

壊れ往く世界をただ歩き続ける。 最期の思考の短編ノベルゲーム。

AOI

最期の時まで‘らしく’いられたら

‘永遠と約束されていたはずの機械の体’にも終わる時がくる。
メンテナンスが出来なくなり、壊れたところは壊れたままに。
最期が近いアンドロイド、
おそらく終わることに対しての恐怖感や痛みがないことと、
(アンドロイド自身の)好きなこと(=歩くこと)が出来たというのは羨ましいかも。

好きなことが最期の時まで出来ていたら、
好きなことを最期の時まで思うことが出来たら、
幸せなんじゃないか、自分らしくいるということなんじゃないかと思いました。

こんな綺麗な空のもとに
荒廃した景色が広がっているんだろうなと想像しながら
読ませて頂きました。
しんみりしますが悲しみは少なく、好きな世界観でした。

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No.59697 - 2021-10-15 20:45:27
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