何かを忘れている気がする
※ネタバレあり
システム周りは制作ツール的に、周回前提の構成のゲームとしてはあんまりよくないかな。
短い分作中でツッコまれてる通りやや急展開に感じるところもあったんですが、ちょっとヘタレだったり一途だったりして可愛げのあるセラキャラとか、各エンドの王道で綺麗な締め方だったりなんかがとても好みで、一部エンドの流れやキャラの台詞には涙腺やられるところがありました。
二通りの良いエンドがあるのも良いですね。普段はエンド１みたいなやつのが好きなんですが、シナリオの流れや過去回想を思うと今作はエンド４の方が切ないけれど自然かなとも思います。でもお気に入りはエンド２ですね。エンド入る前のべリルの台詞～エピローグの絵の演出が好き。
短編のちょっと切ない恋愛もの読みたいならオススメ。
キオクを廻る
分かりやすく、チクリと切ないシナリオ。
悲しくも明るい主人公同士の会話。
過去を廻り、少しずつ溶けていく謎に惹きつけられました。
機能面は少し残念でしたが（未読・既読関係なくスキップしてしまうところや、エンドロールを飛ばせないところ等）、それでも全エンドを見たくなる作品でした。
[評価] 蘇る記憶の果てに･･･
彼女は人無き者に惹かれ合う、短編ストーリーって感じやね。
とある古城にてメイド兼食材係として働く事になる少女と若き姿の少年（？）吸血鬼、隠された過去を通して繰り広げられる、彼女達の哀しきラブロマンス劇といったところでしょうか。
繰り返される展開により結末が変わっていく、パラレル的な演出はミステリアスな雰囲気を醸し出していて、なかなかいい感じ・・・でも、ちょっと輪廻関係の設定が弱いかな、とも思いましたがね。
自分的にはエンディング4の結末がかなりくるね・・・切ないってレベルじゃねえぞ、あれはｳﾜｧｧｧﾝ。
やや重い雰囲気の話ではありますが、絵柄が可愛い系なので、その辺は好みが別れるかも。
ちょっと甘美で残酷な一時を堪能したい人にお勧めしたい血をすいたい。
- 1
