(ネタバレというか内容について思うままに感想)
短編も短編、ショートショートという感じで気軽に読むことが出来ました。
パンツの話はぶっとんだノリ、まさに中学生が書いたのかと思うような痛々しさ、けれども懐かしくもある(笑) という不思議な話です。ゆくゆくは立派なパンツめくりになるんでしょうか、それとも武芸に目覚めてゆくのでしょうか。
ヘッドギアはエフェクトや選択肢をふんだんに使った演出が印象的でした。演出自体が目的になってしまうとくどくなってつまらないのですが、腹が立つ寸前でちゃんとスッと引いてくれるのが良いですね。どうせ選択肢なんて無いんだからっ!(笑)
もちろん話も面白かったです。とし子ワールド。仮想世界のとし子と仲良くなって「けっきょく仮想世界が良いよね」みたいな話なのかと思ったら、現実に戻ってきて、しかもこんなオチですかと。全部ぶっ壊すエンド、けっこう好きです。
赤い花は二つと比べるとミステリアスな話です。楽しいというよりは、惹きこまれる面白さです。個人的には、赤い花たちを埋葬したのは、赤い花なのかなと思いましたが、覚えていない様子。なんなんでしょうね。人を糧にして繁殖する植物だとは思うのですが。主人公があの島にまた戻っちゃうんじゃないか、なんて想像もしたくなりますね。
面白かったです(^^)
個人的に欲を言うなら、3回クレジットをゆっくり見るのはちょっとつらかったこと(曲は異なるのですが)、これらが終わったあとのまとめとなるような終わりがあると、全体に一体感が出るのではないでしょうか。
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No.45231 - 2018-12-17 15:53:49
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