どちらの主人公も
元より歪んでいたのか
周りの作用が歪ませたのか

周りの影響で歪みが加速したのが正解かもしれませんね

濃い個性のキャラクターの内面を掘り下げている点が面白くも不気味です
実話だとチカチーロ事件とか、フィクションだとレクターシリーズとか、そういうものに触れたことがあると
馴染みやすいかと思います
少女の彼への思いは、拠り所を失ったものの、やむを得ぬ自己防衛のようなものなのでしょうかね？
自分は、狂気を捨てるエンドを選びました

一点だけ
重厚な雰囲気の中だからこそ　１ｔｈ　とか刑事時効や共犯に関する知識の誤りなど
些細なミスは気になります
共犯に関しては、その後の事件についてという善解も可能でしたが・・・

後、これからやる人向けとして
ゲームシステムを理解してトップメニューで色々しないと進めなくなるのには注意

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※直接的な表現は避けていますが、一部ネタバレを含みます
※前作「MINDCIRCUS」プレイ済。前作と比較してのレビューです


完全版（Win版、規制なし）でプレイ。
「ちょっと時間が出来たからプレイするか……」くらいの気持ちでゲームを起動したんですが、タイトル画面で一気に引き込まれ、睡眠時間を削りながら遊んでました。
立ち絵は目パチしますし、スチルのほとんどがアニメーションで動きます。ミサのドーナツもぐもぐスチルが可愛くてお気に入り。
選曲センスも相変わらず抜群で、スチルの見せ方など演出もかなり好みです。特にウェイトの取り方が巧み。

次にシナリオですが、始めはミサ視点（地の文）の語彙力に違和感を覚えていたんです。小学生にしては、やけに大人びているので。
ですが終盤になるにつれその謎が解けます。
他にもシナリオを振り返ると「あれはそういう意味か！」と腑に落ちる部分がいくつもあって快感でした。

キャラ名も前作は正直「誰が誰だか分からん」状態だったんですが、今回は漢字カタカナひらがなと表記が分かれていたので混乱しませんでした。

また、前作は「こいつらぶっ飛んでるな（褒め言葉）」という印象で、感情移入がなかなか難しいところがありました。（あれはあれで楽しめました）
ですが今作はOther（神視点）でのシナリオがあるため、ミサ、うたげ、計それぞれの裏側を見られたこともあり、すんなりと世界に没入出来て良かったです。
普通なら「狂気的」の一言で片付けられてしまう計の行動も、あの過去を知っていると「まあ、あれじゃ性癖が歪んでも仕方ないよね」と（多少なりとも）理解が出来ました。
EP7とEP8でのミサの感情の発露には圧倒されましたし、あの「友人」「恋人」「家族」どれにも当てはまらないミサと計の関係性は不可思議で面白かったです。
そしてエンディングでは、形容し難い、謎の高揚感に包まれ……とても心地良いものでした。

まだまだ書き足りませんが、かなりの長文になりそうなのでここまでにします。
とても濃密な時間を堪能させて頂きました。
ありがとうございました。


以下、気になった点

一度だけですが、暗転したまま進まなくなることがありました。ゲームを一旦閉じて再起動すれば問題なく再開可能です。
こまめにセーブした方がいいかも？

冬のシーンでも立ち絵が夏服のままなので少し違和感がありました。

これは前作もですが……初登場の時だけでいいので、キャラ名にふりがなを振ってもらえると大変ありがたいです。

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面白かったです！
公開前に作者さんがツイッターで「女子小学生とカウンセラーの心温まる交流がメインで、グロ描写はあまりなくグロが苦手な方でも安心して遊べる」と呟いており、「ふーんまぁ嘘なんだろうな」と思ってプレイ開始したら、序盤にとんでもない事件が起きて真相はどうなのか、これからどうなるのか不穏な空気で進みつつも、ミサが計に心を開いていく過程や穣介と距離感が縮まっていく様子など、「確かに前作よりはよっぽどハートフルな感じだなぁ」と思ってたらラスト。。。うおおお。。。
衝撃を受けてからのother。。。おいおい。。。
安心して遊べる #とは って感じでしたね、、、
いやめちゃめちゃ面白かったけどな！
やっぱり文章力が素晴らしいんですよね。情景描写も心情描写も構成も語彙も、どれを取ってもえげつない。
前作『MINDCIRCUS』がめちゃめちゃ面白かった理由の一つとして主人公の劣等感や人間臭さの生々しさがキツかったっていうのがあって、今作では主人公が小学生女子ということでどんな風に描かれるのかぜんぜん予想できなかったんですが、
子供だけど完全に子供とは言い切れないマセ具合やひねくれ具合、斜に構えたかわいげのなさとか、一筋縄じゃいかない複雑さは今作もすごくよかったですね。
ネタバレになるのであまり詳しくは書けないんですが、other見たら計やうたげお姉ちゃんの印象もガラッと変わりました。
めっちゃ続き気になります。後編はよ！！！！

グラフィックも相変わらずキレイでしたね。前作は鮮やかすぎて目がツライと書いたんですが、今回は全体的にくすんだ落ち着いたトーンになっていたので見やすかったです。コンフィグ画面などのUIは鮮やかですが、個人的にティラノ製のゲームはあんまりコンフィグいじることがなく、いじるにしてもそう長時間コンフィグ画面にいるわけじゃないので気にならなかったです。ただ黒背景に白テキストだけのシーンが結構多いので、そこで少し目が痛くなったかな。あと立ち絵はもっと出してもいいんじゃないかとも思いました。せっかくのかわいい立ち絵なので。
CGは枚数が前作より増えてて「なんでここに絵がないの！！」と思うシーンもなく、ライトが動くのが画面にグッと臨場感が出てよかったです！　構図とライティングがすごく上手くて、描き込みが多いわけではないのに雰囲気がしっかり出てるのですごいですね。アニメーション演出も増えててドラマを見てるみたいでワクワクしました。クドくない配分もいいところ。
UIはAutoなどのボタン類を押した時に色が変わるとか、アクティブ時の変更があったら分かりやすかったのと、マウスホイールでバックログが開けたら嬉しかったですね。
後者は特に、文章量が多く頻繁に読み返したくなるのでいちいち右下までLOGボタン押しに行くのが面倒でした。大変かもなんですが後編で実装してくれたらめっちゃ遊びやすくなりますね。それかLOGボタンの位置変えるとかでもいいかも。

システムは前作のような探索要素もなく任意の場所でセーブもできるし不便はなかったです！
強いて言うなら章が終わる際に出る【Next episode　Yes/No】でNoを押したらセーブされずにタイトルに戻ってしまったので、今から遊ぶ人は注意です。戻る際にセーブするかしないかのダイアログが出てきたらよかったな。


長くなってしまいましたが、面白かったです。後編も期待大！！！！
ちなみにプレイ時間1〜2時間と書いてありましたが、私は3時間半かかりました。

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今時分珍しい？理系医学ノベル
どこまで実話かは分からないが参考にしました
話も面白くて早く次が読みたいです
真昼２に期待

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