「ぽんかんアンチ団」にさらわれた姫を助けに行くお話です。プレイ時間は70分くらいでした。
ゲーム名の「ぽんかん」という単語の気の抜ける感じに惹かれてプレイしました。
最初の街でのネコのセリフで、なるほどそういうゲームか!と思いました。アイテムの説明文も含めて毒舌多めなので好き嫌いは出そうです。私は好き。鉄の剣と上薬草の説明文が特に好き。
ぽんかんアンチ団本部の魔法陣など、ところどころ笑えるところがあります。
RPG部分に関しては、それなりにレベル上げ・お金稼ぎは必要です。逆にレベルを上げてアイテム・装備を集めれば楽に進めるので、そうした作業が好きな方にオススメです。私は好きだから楽しめました。
もちろんレベル上げだけでなく、ダンジョンで強い武器を拾えるところもあって嬉しいです。
攻撃魔法が使える仲間が増えた後に、打撃攻撃の回避率を高めてくる敵が出るなど、敵の能力が作りこまれているな、と思いました。ボス戦でも絶妙に負けてしまったり。
能力値の設定がうまいと思いました。「レベルが低いと敵強すぎ、でも少しレベルが上がると楽勝すぎ」になりがちなんですが、このゲームはそういうことがなかったです。
あえて改善点を捻り出すならば、もう少し無駄な時間が省けるようにすると最後までプレイする人が増えると思いました。
特にラストダンジョン・本部のエンカウント率が高く、逃走成功率も低いため、中ボスを倒した後に回復のためにいったん外へ往復するのが少し億劫に感じました。
敵の回避率アップ、防御力アップ、味方の攻撃力ダウンなどの技を使う敵も少し多かったかなと思います。予想よりも与えるダメージが減ってしまうので、戦術を考える意味が薄れてしまうというデメリットがあるかな、と思いました。
作ったことのある方ならわかる、能力値設定の巧みさが魅力でした。レベルを上げつつ進んでいくというスタイルがお好きな方にオススメです。
ボスに負けて本気で悔しがったり、集中して楽しめました。ありがとうございました。それでは失礼いたします。

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