この手の物語はいくつか見たことがあります。
当時流行っていたのかな?
しかし、王道がいいですね。そしてノスタルジー。
シナリオも良かった。演出もいい。EDに入るシーンは、うっとりした。
そして特に、声優陣がこの作品の完成度をのし上げていた。
主人公の声優が良かった!かなり上手くて豪華さを演出していました。
立ち絵もかわいかったですが、個人的には無いほうが良かったです。
これは好みですが、絵によって受ける印象がかなり変わるので無いほうが都合のいいことが多い。
子供っぽい画風なのでどうしてもそういう視点で見てしまう。
かといってリアルに描いてもしっくりこないだろう・・
こればっかりは難しいところだと思います。
立ち絵が無いほうがいいという意見はおそらく少数派でしょうし。
しかし、この作品はクオリティが高くて面白かったです!
ありがとうございました。
プレイし終えた今、このノベルゲームを一言で表現するとするならまさに「古き良き青春物語」だと思います。
高校生・少し捻くれた主人公・気の良い悪友・謎を秘めたヒロイン・少し時代を感じさせるキャラクター同士のやりとり・学園祭・昔の約束・ちょっぴりのファンタジー...などの要素が、読んでいて2000年代の青春物のアニメやノベルゲームを見ているかのようなとても懐かしい気持ちにさせてくれました。
キャラクターの立ち絵や声を当てている人たちの演技や話の展開を盛り上げる画面演出がフリーのノベルゲームとは思えないほど作りこまれていて、「これがフリーのノベルゲームなのか...」と思わず感嘆しました。
演出面で特に印象に残ったのは学園祭の最後に真美が「ヒトナツの夢」を歌う場面と、瑞菜を演じていた人の演技力です。
「ヒトナツの夢」の場面は、(ここでBGMとして歌が流れたら最高だなー)と思って読んでいましたがまさか本当に流れてきたので凄く驚き、「このノベルゲームは一味違うな」と思いました。
声を当てている方々は皆さんとてもお上手だったのですが、瑞菜を演じていた方の演技力は際立っているなと感じました。気になって調べたのですが、瑞菜役の方はかなり昔から声の活動をされてる方だったんですね。どおりで際立って聞こえる訳です。
瑞菜は外見も声も相まってとても可愛いヒロインだと思います。その可愛い外見と声からして心優しい性格なのかと思いきや割としたたかな部分もあり、そのギャップもとても好きです。
ストーリーは、最初の方は読んでいてちょっとむずかゆくなるような文章が続きましたが、葉月ルートの後半は物語の結末がどうなるのか気になり一心に読みました。そして読み終えた後は少し切ないながらも爽やかな気持ちになりました。こういう気持ちになったのは、俊樹と同じように僕自身も「ヒトナツの夢」から覚めたからなのかもしれません。
一つだけ残念だったのが、凛ルートのラストです。
この作品の本筋は瑞菜ルートなので、サブヒロイン的な位置の凛ルートは若干おざなりになっちゃったのはしょうがなかったのかもしれませんが、それにしても「学園祭の前夜祭までろくに凛とやりとりをしてこなかった俊樹がいきなり凜を好きになる」という展開はやはり無理があったなぁと思いました。
しかしそれ以外はフリーノベルゲームにしてはかなり丁寧に作りこまれているので「ヒトナツの夢」は忘れられない一作になりそうです。
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