やはり怖いのは人間……
最近増えつつある、対話形式のトークアプリを通じて語られるショートホラーストーリー。
手紙やメールだと 理知的に分かり易く整った文章にしないと本物らしく見えないけど、
この形式だとリアルを擬態しつつ、書き手の肉声に近い心情を生々しく語れる分
時代に沿っているだけでなく表現形式として秀逸を言えるかも。
一応、多少のオカルト要素はあるが、主に描かれるのは人間の内面だ。
メッセージによって語られる内容はとても生っぽく、怖いというかエグい。
表面的には謝罪の言葉を語りながらも、内実は自分がこうだから仕方ないという開き直りと、
罪の意識から逃れようとするエゴに満ちていて、身の回りにはいないにしても
ネット上では割と頻繁に見掛けるなこういう人……と納得させられてしまう。
この人はこれからもずっと同じように、周りにいくら迷惑をかけようが
自分に都合のいい理屈を並べて平然と生きていくんだろうな……と空恐ろしい気分になり、
裏話的な文章で「これは彼女が死ななかった場合のIF」と言われたことで
少しほっとしてしまった。
短いがアイデアと表現の鋭さが光る一品。
リアルタイムに怖さを感じる
LINEのような形式でリアルタイムに物語が進んでいく新しいストーリーの形。
何が怖いかって流れる音楽も不穏ながら展開も不穏。
二人(一人は故人)の関係の間柄だけで進んでいくので
色々と考察できるゲームです。
私はそそそシリーズは全部制覇してないのですが
恐らくそそそシリーズを制覇してる方は更に楽しめると思います。
それはそうだからそうよ怖いよ
チャット形式で綴られるちょっとした小話ですが、クリックしてくごとに表示されていく園主が内容も相まって臨場感があり、ちょっとうっかりするとメンタルが引きずられそうな作品でした。
色んな意味で怖かった。
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