※ネタバレを含みます。
一緒に連れて行く組み合わせによって道中での会話もエンドも全然違い、それを楽しむゲームです。
探索やバトル自体はそんなに難しくありませんが、組み合わせによってはアイテムの消耗具合が変わるかも……。
全キャラや組み合わせそれぞれに違った魅力があり、組み合わせによって見えてくるキャラのいろんな面が「燃え」であり、「萌え」でした。
嘘つきの嘘がとっても切なく感じたり、不愛想のやさしいところが滲み出てきたり、打算的なキャラの姉御肌が強く現れたり……いろんなドラマがあります。
皆好きですけど、2周クリアすると出てくる大道芸人ちゃんが特に誰と組んでも萌えだった気がします。
まあ、皆かわいいところあるんですけれど!
戦いやすかったのは盗人、執事、料理人、大道芸人ちゃんあたりでしょうか。
物語的には盗人があまり役に立たないような立ち位置にいましたけど、ボス戦で毒にかけると楽に倒せるので、盗人がいるとすごく楽でした。
料理人の火傷や大道芸人ちゃんのランダム状態異常も悪くはないですが、技の命中率や状態異常にかかる確率が盗人ほど高くないように感じたので。
執事が万能だったのも最高でした。
万能で若人に引けを取らない、強い老執事に燃えないわけがない。
尚、一番最初は調教師ちゃんと執事を選んだのですが、結構好きなエンドを引き、その次の狩人&料理人、盗人&大道芸人ちゃん……と引いてじんわりきたので、全エンド回収まで頑張れたと思います。
時間はかかりましたが楽しかったです!
欲を言えば特典で全キャラの全身イラストみたいなの見られたら嬉しかったな、などと思いました。
特に大道芸人ちゃんがどんな服着ているのかしっかり確認したかったです。
※ネタバレを含みます
攻略ループしても1週20分ほどかかる。4週しました。
・あらまし
1週目商人+傭兵でクリア(12end): 料理人追加
2週目料理人+出っ歯でクリア(20end): 道化師追加
3週目料理人+大道芸人でクリア(27end): 鍵番号「5269」
4週目調教師+大道芸人でクリア(5end): 合言葉「あとがき」
・気になること
1. 四つ葉のクローバー何かある?
2. 自宅2Fの左下の椅子にのめりこめるのはイベントフラグ?
3. 第3ステージで1個だけ取得不可能な光があるのは何?
※ネタバレを含みます
傭兵のバーノと商人のテスを雇い、END12だけ見ました。クリアまでの時間は一時間程度です。
ストーリーの説明は丁寧で、主人公の目的がはっきりしていて分かりやすい。ENDが複数あるということは分岐もあるのでしょうか。
進行に応じて様々な情報が記録される「調査記録」が探究心をくすぐられますね。主人公は学者なので、出会ったモンスターの考察など書いたりして、魔物図鑑とかが好きな人は好きなやつ。レベルリセットという仕様のため避けがちな戦闘を進んでする意味にもなってGOOD。コンプリートがあれば更に面白いかもしれないが、周回ゲーだとコンプ率をリセットされると逆にやる気を削ぎそう。
スキルを何度か使用すると新たにスキルを閃くという戦闘システムはロマサガとかで有名で、やはり面白いですね。その他にもスキル習得の機会があり、キャラクターのそれぞれの個性が垣間見え、色んなキャラで色んなスキルを覚えたくなります。
回復アイテムがガンガン手に入るわりに遠慮無く使いまくるには心もとない絶妙さ。戦闘が厳しい場合は逃走すれば敵シンボルは消えるし、逃走率も低くないので良いバランス。戦わなくても探索でレベルは上がるため、レベルリセットも無闇に難易度を上げることにはならず、丁度良く雰囲気演出の一助になっていると思います。
ただ「ぬるいゲームだぜ!」とナメて掛かったら初ボス戦でボコボコにされたので、ぬるゲーマーにはそれなりの難易度でした。後から認識を改めたので以降は苦戦という苦戦はありませんでしたが。
主人公は攻撃と支援のバランス型? バーノは純戦士で安定した戦闘力、テスは回復が強い。回復技持ちはスキルが充実してくるとアイテムを消費せず済むので楽。
癖がなく短篇ですから深くハマるゲームではないけれど、多彩なメンバーを自由に組み合わせて気軽に遊べます。探索を進めながら、仲間二人の会話を楽しむ感じかな。キャラクターに個性がありながらそれを押し付けない素朴な雰囲気が好きです。
ただでさえ会話パターンが多そうなのに、クリア後新キャラが追加されて目眩がしました。面白いです。
※ネタバレあり
仲間は商人のテス&傭兵のバーノを連れて行きました。
前作が旅っぽい素朴な空気が好きだったのでこっちもやってみました。レベルリセット&各施設使える機会がかなり少ないということで、前作より回復手段などの制限は厳しいかも。商人のテス連れてかなきゃ買い物とかできないっぽいし。とは言ってもこのパーティだと資金稼ぎ手段がほぼないんでちょろっと傷薬買っただけで後は森で手に入れたアイテム使ってなんとかしちゃいました。盗賊とか連れてけばよかったかも。
制限が厳しいと書きましたが、難易度自体はそんなに高くはなくサクサク遊べましたし、そういう制限も未知の森に挑む際の雰囲気演出程度な感じで遊びやすい作品だと思います。プレイ時間も一周一時間程度だし。マップがわかりにくいのが逆にいいというか、隠しマップっぽいところ見つけた時の喜びがある。そういうとこにはちょっと珍しい食材とかがあったりもして。旅のメモ的な調査記録と合わせてファンタジー世界の調査に行った学者さんって感じの空気が出てます。モンスターの設定も主人公のコメントも細かい&時々お茶目で面白い。
主人公との絡みよりは選んだ二人の掛け合いを眺める感じの組み合わせゲー(カップリングではない)って感じのノリなのも面白かったです。前作同様ベタベタし過ぎない仲の良さを感じるというか。
コンプまではいかなくても数週くらいはした方がスルメみたく良さが感じられそうな作品なんですが……ツクールMV製のゲームでたまに見る、何の前触れもなく落ちる現象が私のプレイ環境だと結構出たんでとりあえず一回クリアまでの感想で終わります。(windows10でのプレイ・ver1.03での感想)
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