一般的なタワーディフェンスと異なり
RPGのシステムの中にあるのでランダム要素があります
これが良い形で機能している
1階の魔物が、状態異常で粘るのに成功した時などは
思わず良くやった と言いたくなる
勧誘時のちょっとした会話とあわせて、ハラハラしながら応援したくなります
そういうランダム要素を踏まえても
運ゲーにはなってないあたりが 良いバランスです
難易度ハードのどのキャラクターでも
最後にどっちが残れるのか
それぐらいのギリギリにまでは ちゃんと安定して持っていけるようにできています
一気に4キャラクター プレイしきってしまいました
ステータス画面や装備など細部にも世界観づくりの丁寧さを感じます
非情に面白いゲームです
魔王側を操作し、テンポよく進むギャグファンタジーの防衛シミュレーション。
ありそうでなかった、そして完成度も高い防衛ゲームです。
キャラごとの特徴もあるし、会話内容のバリエーションの豊富さ、オープニングの一瞬しか操作できない勇者側の装備品・プロフィールの細かさには、「ここまでやるか」と感嘆しました。
初見だと時間と資金の配分が分からなくて、トラップや大型モンスターを調子に乗って配置して敗北となるが2回目以降はサクサク配置して勇者を倒せるというユルいバランスなのは爽快ですね。
ただハードモードになると途端に難しくなります。スノリ難しい。
ワンステージしかないので、ぜひとも続編や追加マップなどを出してほしいです!
プレイしたのはブラウザ版でしたが、これ、相当面白くないですか?
手軽にプレイできて、キャラによって攻略法がまるで違います。
サオーは楽なんですけど、リューシアナッサは事前に誰が雇えるか把握しとかないとダメ、シグルズは意外と資金難で、スノリは資金難に加えてトラップが使えないけど本人が強いとか、キャラだけでも攻略法に幅が出てますよね。
ハードになると、勝てる戦術がかなり絞られてきますし、ユルい世界観なのに、結構本格的な防衛シミュレーションですよ。
そうしたバランス部分とかゲーム自体も面白いのもそうなんですけど、オープニングのテンポのよさとか、会話バリエーションが豊富さとか、キャラの濃さとかもよく作られてます。
ゲーム部分も、斬新だし、やってて面白いんですけど、それ以外の部分もしっかり作られてます。
同作者の別作品が面白かったため、こちらも続けてプレイいたしました。
とても面白かったです。ワンプレイ10分とありますが、実際には4キャラやハード合わせて4時間くらいプレイしてしまいました。
オープニングから突っ込みどころが追い付かないコメディの嵐、にも拘わらず勇者パーティの装備やスキルはフレーバーテキスト含めて作り込まれていて、会話のテンポもよく読み進められました。
部下全員に軽くあしらわれる魔王様が不憫でなりませんでしたが、魔王様も息子の手作りブローチなどここでもまた無駄に細かく作り込まれていて、ネタにも全力投球の姿勢が好印象でした。
また、会話パターンが豊富なので、「4キャラで全員に話しかけてみたい!」と思わせてくれました。(四天王のプロフィール自体も練り込まれて、リューシアナッサは相変わらずだなぁ、と苦笑しました)
本編の方も、勇者の侵攻を食い止める防衛ゲームという、ありそうでなかった、(魔王側を操作して勇者を迎え撃つというと「勇者のくせになまいきだ」がありますが、あちらとも趣がかなり違いますね)新しいジャンルに切り込んでいるように思えました。
システム上の制約を逆手に取ったのか、できるけどあえてやらなかったのかは分かりませんが、「勇者側(敵)のHPは分かるのに、魔王軍(味方)のHPは分からない」というのも、「もう少しで勇者が倒せる!」というワクワクと「あとどれくらいでこちらが倒されるんだろう」というヒヤヒヤが入り混じって、斬新かつ効果的だと思います。
バランス的にも、イージーやノーマルではそこそこ適当やっても勝てるのですが、ハードモードになると途端に勇者側が鬼のように強く感じられ(トラップも弱体化しますし)、ノーマルではほぼ確実に勝てた布陣でもあっけなく突破され、攻略のし甲斐がありました。
バランス調整後ということで(バランス調整前は分かりませんが)時間、資金というリソースをいかに使うか、なかなか面白いものがありました。
固定ダメージで非常に頼りになるトラップも、設置時間が長いため、考えなしに設置しているといつの間にか残り時間がなくなっていたりするので、資金繰りだけでなく、時間配分が重要に感じられました。(時間についてはシグルズやリューシアナッサだと、時間延長が気軽にできるので問題ないですが)
難易度としては、簡単な順から、サオー、リューシアナッサ、シグルズ、スノリ、でしょうか。
スノリでも石化などが発生しまくればハードでラストエリキシルを使われた直後であっても勝てることがあって、人によっては「運ゲーかよ」となってしまうかも知れませんが、「人事を尽くして天命を待つ」「果報は寝て待て」といった形で、プレイする度に結果が違うのも、「次こそ頼むぞ!」といった感じで、個人的には面白かったです。
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