説明文には「王道RPG風のバカゲーRPG」とありますがとんでもない。
「バカゲーの皮を被った、王道RPG」です。
マップチップからキャラの立ち絵、多分音楽も?全て有料素材を使用しており、サブストーリーやクエストも豊富。
主人公のリードを筆頭にMZやMVのデフォルトキャラも多いですが、それらのキャラも表情差分が多い点も評価。
戦闘では高速機能があり、更にオート戦闘機能もあります。
オート戦闘はボス戦では使い物にならないものの、雑魚戦でのレベル上げがとても快適になります。
利用制限のないル◯ラ的なアイテムもあるため、レベル上げで消耗しきっても、即座に町や村に戻る事ができます。
一方、ボス戦は難易度が高めに感じました。
特に話の都合上、主人公のリードが基本的に戦闘で約立たないので、それもボス戦の難易度を高めている要因だと思います。
一応アイテムや魔法印によるサポートは可能ですけども。
本作のTP技は必殺技の扱いらしく、消費100の大技が1種類のみあります。
相応に演出も派手で、固有のセリフもあり大技感があっていいです。
しかし、TPは持ち越しできないのでザコ戦で使う機会はありません。
リードはこのTP技を歴代勇者の奥義として12個持っているのですが、話の都合上全て使用不可なのは、ガッカリ感がすごかったです。
マップの広いダンジョンが多く、そこに時間経過で敵が自然復活する仕様のためか動作もやや重く
回復ポイントやボス戦前の警告がない点もマイナス要素。
それでも総評としては全体的に完成度が高く、(良い意味で)バカゲーとは名ばかりの本格派な作品。
かなり遊べる良作の部類だと思います。
結論から言うと、フリーゲームとしてはかなり高いクオリティと感じました。
王道RPG風のバカゲーの説明の通り、行く先々の町や村で事件を解決しながら魔王を倒すための旅を続けるが、主人公のリードだけがちょっとおかしいって感じの話です。
バカゲーとは書かれていますが主人公以外はまともなので、ストーリーは基本的に真面目でシリアスな感じに展開されます。
正直やってる途中でバカゲーという事を忘れ、ラストの展開で「あっ、そういえばこれバカゲーだった」と思い出すレベル。
キャラクターには有料素材が多く、その上会話シーンでは立ち絵が使用(ツクールRTPキャラ以外)されている事もあり、バカゲーをメインにプレイし、ツクールRTPキャラばかり見てる自分からしたら、綺麗で高級感のある有料素材キャラに圧倒されました。
メインストーリー以外にサブストーリーという物もいくつかあり、サブスト専用の町やダンジョンマップまで用意されていて、そっちも楽しめた。
マップは他のゲームでよく見る、いわゆるサンプルマップが1つもなく、恐らく全て自作の綺麗な作りで、歩いていて飽きなかった。
ただ、一部の町や村はちょっと広すぎると感じました。
ボス戦は基本的に難易度高めですが理不尽という程でもなく、レベリングなしで突入しても回復を怠らねければ問題なく勝てる。
ただラスボスは結構きつく、仲間の1人が持ってる敵のバフを消すスキルが必須です。
更にそのスキルを持ってる仲間がヒーラーも兼ねてるので、全体回復できるアイテムを合成で大量に作っておかないと厳しい。
まとめると、無理にバカゲーにせず普通の王道RPGとして出してもよかったのでは?と思える出来でした。
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