今作を始めてプレイさせていただきました。
重い内容のストーリーをうまく表現できており、主人公が感じている不安や恐怖を疑似体験出来るようなリアリティを感じました。マップもシンプルな探索ゲームですが、探索場所の順番が決まっている場所があったので、難解ではありませんでしたが、簡単すぎることもありませんでした。
どうにか助かって欲しい、救いがあって欲しいと思いながら最後まで見ました。
怖いというのは脅かしやグロテスクであればいいというものではなく、このように精神的に追い詰めてくるゲームも怖いなあと感じました。
素敵なゲームをありがとうございました!
こんにちは、あうぐさん。
2017年に公開された前作『幸せなエミリー』に引き続き、今作もさっそく遊ばせていただきました。
まずは簡単に、遊んだ感想をお伝えします。
「良質な雰囲気」「徐々に変化していく演出」「整ったドット絵」「少しひねった謎解き」が楽しめ、久しぶりに面白いと感じられたフリーゲームでした。
以下、これから遊ぶ方でもご覧いただけるよう、ゲームレビューをさせていただきます。
ネタバレは含ませないよう努めていますので、安心してご覧くださいませ。
◆クリアにかかった時間:約32分(普通に遊べばきっと1時間もかからないと思います)
◆ゲーム操作難度:簡単(「移動」「モノを調べる」「アイテムを拾う」「アイテムを選んで使う」の繰り返しです)
◆ストーリー読解難度:やや難しい(プレイヤーが想像で補う必要があり、内容的にも少し大人向け)
◆謎解きの難度:普通(基本的に簡単なものが多いですが、少しひねった発想が必要な謎解きもあります)
◆どんな人におすすめか:脱出ゲームが好きな人、ミステリーが好きな人、細かく調べていくのが苦にならない人
◆おすすめの環境:頭が十分に回る状況でのイヤフォン装着ソロプレイ
【特に良かったと感じた点】
・チャプターが進むごとに変化していくマップの演出
→同じマップでも再度調べたくなる面白さ、主人公が置かれている状況を推測できる面白さがありました
・音で表現された没入感ある雰囲気
→安易なBGMの使用が控えられており、音もリアルでうるさくなく、違和感もないので極めて自然でした
・整ったドット絵で表現された良質なマップ
→一昔前の市販ゲーム並みに綺麗だと感じたドット絵マップでした
【改善していただけると嬉しい点】
・マップはドアに触れただけで移動できるようにして欲しいです
→特に今作は部屋移動が多く、決定キーを毎回入力するのが億劫に感じたからです
・開かないドアを調べた際に、何の部屋なのか分かるようにしたほうが親切になると思います
→開かないドアは複数あるので、何度かアイテム欄を開いて鍵の使用を試す必要があるからです
・英文を日本語に変更、もしくは日本語訳も追加したほうが良いと思います
→英語に慣れていないプレイヤーだと、ストーリーを十分に把握できなくなる可能性があるからです
以上、実際にプレイさせていただいた上でのレビューです。
今後も、あうぐさんの創作活動を陰ながら応援させていただきます。
- 1
Recommended free games for you
Free game event list
Someone's recommended games
-
星は吊られ、砂は。
やかろ
1分を繰り返す世界で、君は。
-
Qualia Next-道を照らして-
すぎやん
空と海風の下、この道を歩く。サイバー・スローライフ・RPG
-
幽霊と桃色
HI☆GE林。(ヒゲハヤシマル)
夏の終わりに、幽霊の出てくるバカゲーをどうぞ。
-
混沌の籠・イグドラシルの花
DIABLOS-ARTS
汝魔皇の器と成りて花の世を枯らすべし
-
カグツチ探訪記
ケイ素
カスタマイズが勝利の鍵! 中編ファンタジーRPG
-
Another Saviour
稲穂スタジオ
――それは可能性の物語。