※本感想にはネタバレが含まれております。
※未プレイの方は閲覧にご注意ください。
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クネヒト・ループレヒトさんに何度バシッ!!と消されたか分からない、けれど繰り返すうちに少しずつ進んでくのが楽しい脱出ゲームでした。
あれは私でも井戸を埋めるで…と言いたくなる主人公の不幸さに思わず同情してしまいました。
途中、開けた牢を閉められるということに気付くまで「私の俊足と勝負よぉおおお!!!(そしてバシッ!!と負ける)」を繰り返していました…なんてことなの…牢が閉まるんですってよ…!
クネヒト・ループレヒトさんの秘密を見てバシッ!!、ストレートに人間素直が一番と直進してズボッ!!なども繰り返して、生還もできました。
尚、途中立ち止まっているクネヒト・ループレヒトさんを「この人…動いてないぞ…もしや、別人では?」と淡い期待を抱き、「あ、あのー」バシッ!!となったことも添えておきます(涙)
捕まれば即ゲームオーバーですが、捕まらないように逃げるのがとても楽しかったです。
あ、電話は実は彼に繋がるんでしょ?と思って初めは掛けなかったのですが、途中でセーブしてロードすればいいやと、掛けてみました。
私が疑り深いだけでした! だって外界に繋がってるなんて思わなかったんですもの!…と、ちょっとしたスリルも味わえて、細かいところまで面白かったです!
シナリオは暗くシリアスでしたが、主人公の過去を知っていくうちに「この子には他に選択肢がなかった」という気持ちと「もし誰かがこの子がここまで追い詰められるまでに手を差し伸べていたのなら…」という気持ちとで、悲しくもなりました。
すごく素敵なゲームでした。
ありがとうございました!
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