クリアできました
ver1.04 難易度ノーマルでアイテム図鑑100%にして結婚EDまで見ました
全体的には高評価なんですが欠点もそこそこありました
シナリオやテキストは差分や分岐が多くかなり作り込まれててよかったと思います
システム周りもなかなか親切仕様でした
ただ目玉の商売部分はコンセプトはいいけど面白さに昇華しきれているかと言うと…うーん
勿論作った武器がポンポン売れていった時は嬉しいですが
持ってないものや安物ばかり要求してきたり暴言を吐かれたり嫌味を言われるのが難点
リアリティーとの兼ね合いもあるのでしょうがそれがよくない方に傾いているように感じました
戦闘バランスはやや大味
一部終盤以降のボスはその時点の最強防具をつけたところで全体攻撃で半分近く削ってきて
さらに単体攻撃で一人死亡なんてことがざら
全体回復は半分いかないくらいでデバフも無効化されるのでジリ貧になりがち
反面味方の火力も絶大で予めTPを溜めてブレイクモードにしてTP技を使えば割とあっさり勝てる
良かったところ
・序盤の金策以外はテンポよく進む
・離脱時の自動装備解除
・全キャラにサブイベントが用意されている
・スキット機能で逐一反応が見られる
・直近で増減したアイテムがわかる
・戦闘中に自由に交代できる(一部終盤以降)
・自動戦闘で使わないコマンドを設定できる
・店からフィールドマップまでショトカできる
・メモ帳で次の行動やチュートリアルがいつでも確認できる
・クイックセーブクイックロード機能
改善してほしいところ
・防具屋雑貨屋冒険者のうち目当ての人物に会えない→威圧の技を個別にするかランダム宝箱と同様に配置
・持ってない武器を要求してくる→マップごとに同ランク4種に固定する 店では一度に受けられる注文を増やす
・屋外マップのランダムエンカウント→廃止
・防御時のTPが溜まりづらい→10はほしい
・ガチャの仕様(一日一回制限・固定テーブル)→制限緩和、ランダムに
・切手集めが苦行→ガチャ産は各種1枚にする
・MP回復やエンカウント抑制アイテムが非売品→二部開始までには店売りに
・末尾S武器が売れず嵩張る→店で売れるようにするか捨てられるようにする
・休憩が1日単位、暗転が長め→休憩する日数を指定できるようにする
ホントに無料でいいんですか・・・!?!?
簡単に書くと、
<主人公は、武器屋の鍛冶職人の少年。
ある日、魔王と戦う勇者様に、「作り方が書いてある本と材料を用意するから、魔王を倒すための剣を作って欲しい!」と頼まれ、ええええっ!!!!ど、どうしよう!!!自分にできるかな???>
という、一風変わったストーリーのRPG。
戦闘中やイベント中に、「えい!」「てやぁ!」「せーの!」「許さないんだから!」といった、かけ声のボイスが流れますが、声もセリフもキャラのイメージにピッタリ合っており、違和感ありませんでした。
例えば、戦闘中には、
僧侶「ホワイトウインド!!」(全体HP回復魔法)
魔法使い「ありがとね!」武闘家「かたじけない」騎士「感謝します」
敵の即死魔法で戦闘不能になった王女「力が入らない・・・」
お付きの魔法使い・僧侶・武闘家・騎士「姫様!!」
・・・といった、会話のやり取りもあり、凝ってるなあと思いました。
主人公は、商人なので、力もHPもやや低めで、魔法も使えないため、1人旅は不可能。
そのため、傭兵ギルドへ行き、雇用料を支払って、傭兵を雇うことになりますが、
途中でいなくなるキャラはいないので、誰を雇ってもOK。好きなキャラを選びましょう。
仲間との会話イベントも豊富に用意されており、楽しいです。
魔法は、本で覚えます。宝箱のほか、本屋や旅商人から買えます。
技は、スキルで覚えます。技の効果の簡単な説明は町の北東の民家に住んでいるお師匠様が教えてくれます。戦闘中に、いきなり、「思いついたわ!!」で覚える場合もあり。
戦士系キャラは攻撃力アップスキル。魔法使いは魔力アップスキル。僧侶は素早さアップスキル。など、長所を伸ばすのがオススメ。
中盤以降のボスは、だいぶ強いため、最大HP700アップスキルは、どのキャラでも欲しいスキルで、スキルの獲得順番が悩む。
ゲーム終盤のボスは、かなり強く、攻撃力アップ技で4500程度もの大ダメージを連発するため、戦士スキルのステータスアップ効果を打ち消す消去技「両断」が必須。医師スキルの全体蘇生技も欲しい。
ルクセント街道:3か月おきにモンスターがやってくる。という場所なので、関係ない月は入れません。
天臨の道:他のイベントが発生していると、入れない場合あり。
イベントが終われば、また入れるようになります。
エンディングが複数パターン用意されているマルチエンディングゲームなので、
一度エンディングを見ても、やり残したイベントを全て終えてから、改めてエンディングを見直すと、別のエンディングに変わる場合もあります。
面白かったです!
第一部後半からの怒涛のストーリー展開、第二部の商人としての店経営、ハマりにハマって時間を忘れてプレイしました。
このボリュームのゲームが無料でできるのは驚きです。
まず、全体の作りが非常に丁寧だと感じました。アイテムの並びや技の解説文、細部までこだわっておられるのだと思います。
テキストもひとりひとりの立場や身分などを考えられながら書かれていると感じました。特に賢者モディーバのセリフは深く、キャラを引き立てていると同時に未来や過去について考えさせられます。
第一部のストーリーは思わず主人公を応援したくなりました。
ヒロインと結婚したくてがんばりました。クリフのプロポーズ、かっこ良かったです。
戦闘はノーマルでプレイ。強敵には苦戦もさせられましたが、頭を使いながらキャラを入れ替えて挑戦するのが楽しかった。勇者の戦闘力、ヨシュアの全体蘇生や盗賊で盗んだり、キャラたちの個性が強くて、誰を重視するかで戦闘も変わってくるのではないかなと思いました。
戦闘が苦手ならばイージーでプレイしても楽しさは損なわれないのではないでしょうか。
ボイスも個人的にはこのゲームのものは合っていて、みんな良いと思いました。
商売はこのゲームならではのシステム。第一部から武器を作ったり売ったりはできますが、第二部からが本番です。材料をさまざまな方法で仕入れて、武器を作り、広告を載せて売る。インテリアや福袋、ガチャガチャなどのサブ要素や外国の通貨でのやりとりなど、いろいろなシステムがうまく絡み合っていて、町に戻ると忙しくなるほど。
それでいて戦闘もキャラクターエピソードも面白く、全てから目が離せません。
ネタバレになりますが、親方との再会は目頭が熱くなりました。
最後に、自分のプレイ記録ですが、
レベル71、プレイ時間34時間、総売上285万、アイテム図鑑100%、修羅神は5回ほど倒しました。
楽しいゲームをありがとうございます!
感想等
同作者の「エニスの商人」のリメイク作。
概要にもある通り、リメイク対象はシステム面のみで、シナリオは変化なし。
本作特有の攻略ページはないものの、作者サイトにリメイク前の攻略情報がおいてあり、それを見れば大丈夫。
○シナリオ
基本的に勇者が世界の敵たる魔王を倒すという王道シナリオを、商人/鍛冶屋主人公とタイムスリップで味付けしているが、特に第一部の間は傭兵個々の事情等は垣間見えつつも、ほぼ触れられずに進んでいくため全体的にあっさり気味で、掘り下げが足りないようにも感じる。
第二部に入るとキャラクターエピソードである程度キャラの掘り下げが進んでいくが、個々のシナリオ自体は短めなこともあり、なお掘り下げ不足・説明不足感が否めない。
具体的に言うと、モディーバ周りの事情とか、タイムスリップ関連の設定とか。
その他、口調と一人称・二人称にギャップがあり、違和感のある箇所が複数。
粗野な口調の山賊の男の一人称が「わたくし」だったり、「わたし」だったり(演出上の意図もあるのだろうが)とか、
クリフがセネカにラフな口調で話しかける割には二人称が「あんた」じゃなくて「あなた」だったりとか。
○システム
・ショートカットキーによる街の脱出、オート戦闘、自動ダッシュ、バックログ(一部のみ)、豊富なオプションなどシステム面はそれなりに充実。
ちなみに「お読みください」に書いてあるキー割り当ては一部間違っており、ゲーム内のメモ帳から参照できる方が正しい。
なお、メッセージスキップは、メッセージ自動送り時に高速でメッセージ送りをするようになる機能で、単独では機能しない。
・スキルポイント制は発想自体は悪くないが……的な感じ。
100とか200とかの単位でポイント振りが必要な割に、スキルポイントを一気に大量に振れないのが不便なうえ、第一部終盤でほぼ全部のスキルを振り終えられるので、半分死にシステムとなっているような。
・武器防具には基本的に特殊効果等(属性付き武器は存在するが)はついておらず、数字の違いがあるだけ。
そのためキャラ専用を含めたほぼすべての装備は上位/下位互換の関係になってしまう。
キャラ専用武器くらいには何かしら特殊効果をつけても良かったと思う。
・下のレビューにもあるような、商人/冒険者とのエンカウントは個人的にはそれほど気にならなかった。
(結構な頻度でエンカウントすることは否定できないが)
○バランス
下のレビューにもある通り、TPが戦闘終了後に繰り越されるのがポイント。
おそらくこのシステム前提のバランス調整をしているものと思われる。
開幕とともにTP100技+クリフのエクスプロードを連打すれば難易度ノーマルでも難易度はそれほど高くない。
ぼったくり商人クリフ
第一部10時間レベル42 第二部25時間レベル63(王国暦496年8月26日)
結婚エンド34時間レベル87(王国暦497年1月3日)
修羅王撃破+切符コンプ+図鑑99%(弁当026だけ見当たらない)
ストーリー
第一部
勇者対魔王という普通の王道ですがタイムスリップネタで味付けてる
第二部
メインルートだけクリアすると味薄いRPG
キャラの掘り下げイベントこそがメインと思う
※ヨシュア・ファーディ・モディーバのイベント発生や進行は攻略ガイドを見るべき
あとNPCの新米ママと新米パパのミニドラマ(時間経過につれてセリフ変化)
ゲーム
クイックセーブ、建物や町からすぐ出られるショートカット、ランダム宝箱
超安い脱出アイテム、スキルON/OFF、全体オート・個別オート、戦闘超加速
これらを見ればいいゲームとよくがわかるだろう、しかし商売システムは人を選ぶ
宝箱漁りと商売とランダム採取が同時進行という面白さが分からないならオススメしない
※採取:最終的には宝発見*2+金発見*2+銀貨発見+発掘+ミドリのスキル(金+宝発見)
ボス戦は事前にTPを溜めてブレイクモードぶっぱゲー
中盤は1~2ターン、終盤は2~4ターン(第二部のボスはいくつかの例外がある)
2ターン目以降使用可能のチートスキルマダンテもある(全MP消費エクスプロード)
第二部には時間経過があるから以下をこなしてから二部に入るとやりやすくなる
(第一部で二組分けて魔王を倒したら二部へ)
・所持金50万以上(インテリショップ用、全部104万)
・欲しいスキル取得済み(雑魚2戦だけで1日経過)
・補助武器ある程度進化(一回を行うだけで1日経過)
帰還の石を使用すると1日経過、各ダンジョンの出入りはノーカン
雑魚戦を最小限にすれば6月ぐらいでやることがなくなってイベントを待つのみ
暇だったら常夏の無人島で魔鳥狩りリセマラ、高確率MP+15アイテムドロップ
商売システム
冒険者 一定範囲の武器を買い求める
鉄鋼山だと鉄と青銅、該当武器に「++」があるならそっちが優先になる
防具屋 邪魔役、キャンセルすればいい
第一部の各キャラの装備は進行につれて更新されていく
それ以降のいい装備も固定宝箱から獲得できる
雑貨屋 各種素材とアイテム
※中盤入手の「威圧の技」を装備すれば商人・冒険者が出てこなくなる
最終的には遭遇の技を装備して高額の剣と杖だけぼったくる、素材が不足気味だから
ランダムエンカ
障害物がない縦横無尽のマップのみ
こういうマップだとゆっくりしている敵シンボルなんて無意味という考えだろう
第二部の清風の谷は例外・・・日数を無駄にしたくないならクイックセーブで回避
攻略メモ
アルカナライト 竜の墓場
エターナルハート 隠者の住処のさらに奥(賢者イベント)
ビオ酸 ↑の雑魚デスティニーから盗む
切手No13 クロウラーから盗む(グリンダーの塒)
下のレビューについて
どんなやり方は知らんがラスダンの天臨の塔は消えない、放置しても問題ない
時限があるのはルクセント街道、メモ帳には3.6.9.12月のみと書かれている
キャライベント(○○○編)に入るとルクセント街道も一時的に消える
商人冒険者とのランダムエンカウントが敵
まだまだやり込み要素やキャラEPに武器屋部門にダンジョンさえも手をつけていない部分がありますが、とりあえずエンディングを迎えたのでレビューさせていただきます。このあとに辛辣なことも書き込みますがやり込んでいこうかと思える程楽しめています。
ストーリーは個人的には楽しめました、またボイスやカットインの有無をオプションで変更できる点はよかったです。正直長時間プレイするゲームでボイスは要らぬ要素だと思います。
敵との戦闘はシンボルエンカウントで特に戦う気がなければ避ければいいのですが、武器を売りつける冒険者と防具やアイテムを購入する商人はランダムエンカウントです。またその頻度が繁華街でポケットティシュを受け取る以上の頻度でやってくるのでウザいです。数時間プレイするとランダムエンカウントを無くすアイテムを獲得できますが、店売り防具の更新は遅く、その時点での最上ランクの防具を獲得するには商人から買い付ける(2部だと一部の敵から盗むで低確率ですがかなり強い防具が拾えますが)以外に他ないので強い防具が欲しければクソみたいなランダムエンカウントと付き合うしかありません。
ただ、防具に特段のこだわりがなければランダムエンカウントを無視しても1部も2部もクリア出来る程度の難易度で、特に2部では全員PTに組み込んで入れ替えて戦えるのでボス前にTPを溜めておけばキャラ入れ替えを駆使して楽しみながらクリアできました。
2部はイベントのトリガーがどこに隠されているかわからず色んなことを商店業務もこなしながらダンジョンにも潜りながら広く浅く進めていく方が楽しめると思います。私はとりあえずダンジョンやボスを倒してから商人プレイを楽しもうと思っていたら後述しますが、いきなりエンディングを迎えてしまいました。
これからプレイされる方に気を付けて欲しいのは、2部で依頼以外に日付は特に気にすることはないとのメッセージがありますが特定の方(固有NPC)の依頼は進めると時限イベが発生します。放置するとダンジョンごと消えます。復活するかどうかは知りませんが、そのダンジョンをクリアするとエンディングになったので完全クリアを狙ったりする方は後回しにした方がいいかもしれません。
ランダムエンカウントが発生してヨシ!と思えるようなシステムだと良かったのですが、多過ぎて邪魔となるシステムになっているのが非常に惜しいとの一言です。
少しずつ面白くなっていく
1部と2部があり、1部クリアはたぶん約8時間ぐらい。
2部はクリア後の物語になり現在それをプレイ中です。
物語は復活した魔王を打倒するというありふれたストーリーがベースにありますが、鍛冶師見習いの「クリフ」視点と女勇者の「セネカ」の視点があり、メイン主人公のクリフは一人前の鍛冶屋として素材を集めて武器を作って売るということが行動の指針となっています。
ふりーむにはありませんが同作者様のアークベリー英雄列伝もプレイしたことがあって、王道ものの勇者ではなく、それとは違う脇役視点での主人公作りが好きなんだろうなという印象です。
序盤はなんかせっかく武器屋という設定なのに思っていたのと違う・・・という感じでしたが1時間ぐらい進めるとようやく合成が出来て、自分の作った武器を装備したり冒険者に売ってお金を稼いだりが可能になり、さらに中盤以降から2部にかけて依頼が来て店売りも出来て、インテリアを飾ったりどんどんとやれることが増えて楽しさが増してきます。
普通の王道の中にも途中に「おっ」と思うようなストーリーもあり、早く続きがやりたいと思わせてくれる展開でした。
シャイロック商会と側近の悪だくみしている様子をイベントで挟めばもっとぐっと良くなりそう。
残念だったのはダンジョン探索中に商人やら冒険者やらと頻繁に遭遇してしまうこと。
数歩歩いただけで出現することも多々あり、売りたくもないし買う気もない時に出られてもテンポが悪くなるだけで、せっかくダッシュスピードがかなり速く出来るのに快適さに非常に邪魔になりました。
また商人は値切ると店売りよりも安くで買えますが、そもそも今装備しているのよりどれぐらい上がるのか、あげたいメンバーが装備できるのかが見れず、さらに序盤は高過ぎて一つも買えません。
さらに渋滞を起こしてしまったのは、その商人や冒険者が提示してくるのは一つだけなこと。
ピンポイント過ぎて欲しいものをなかなか買えなかったり在庫が売れ残ったりで足止めされまくり、ここがせっかく他の作品とは違う斬新な売りポイントなのにいまいち上手くいっていないと感じました。
ただただ面倒なだけで、せめて売るのはお店に納品して冒険の間に確率で売れているぐらいで良かった気がします。
一応、装備品で出現頻度を変えるのもありますがオプションで出現ON・OFF切り替えが最初から欲しいと思いました。
あと武器は自分で作れますが、代わりに防具はほとんどが店売りしか無くてけっこう高い。
中盤辺りから傭兵たちは自前で最新の物を用意したりしてくれますが、雇われる時にそこそこお金を取るくせに、そいつらにせっせと素材を採って合成して時間を掛けてようやく売って得た金で高い装備を渡さないといけないの?とストレスポイントでした。
先に書いたものも含めて、素材を集める→武器を作る→売る→稼いだお金で防具やアイテムを買う。
この一連の流れに少しずつ躓く要素があったのでもっとスムーズにする調整が加わるととても快適になると思います。
またスキルを振ることによってステータスやスキルが増えるシステムですが、けっこうポイントが要るのにそのスキルがどんな効果や威力のあるスキルか分からないため気軽に振れないのも難点でした。
戦闘面は途中までは難しくはないですが、敵の攻撃力が高く1章の終盤ぐらいからけっこう死ねます。
ラスボスが敏捷が高くて回復役よりも先に攻撃してくるので、常に全体回復を使いつつ行動パターンをお祈りするただの運ゲー?なのは困りました。
現在2章の序盤ぐらいですがボス戦に店売りしていない貴重なMP回復アイテムを消費しないと勝てなくなって枯渇してきたので、この先かなり心配しています。
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