結論から先に言わせてもらいますが、このゲームは、天才の天才による天才のための避けゲーだと思いました。
このゲームのステージを考えた作者は天才クリエイターだし、このゲームを最後までクリアできる人は避けゲーの天才だと思います。
天才とは言い過ぎかもしれませんが、このゲームは相当の反射神経の持ち主でない限りクリアできないんじゃないかと思います。(私は途中で挫折しましたw)
このゲームは黒い四角を操作し、障害物を避けて下から上へ上昇していく、イライラ棒のようなゲームです。
Kanoguti氏のゲームによくあるホラー要素は一切なく、音楽とステージのデザインがスタイリッシュすぎて胸が苦しいです。
凡人にはとても思いつけないようなステージが続々登場するし、やたら難しい割には再チャレンジするのが苦しいどころかなんだか楽しいんですよね、このゲーム。
セーブ機能や難易度調節機能があったら、もっと完成度は上がったと思いますが…。
ここの作者ものにしては珍しく、ゲーム性のあるイライラもの、ただ避けて上を目指すというシンプルな内容といった感じですな。
ステージのバリエーションはなかなか豊富かつユニークで、独特の電子音楽も相まって、なかなかの中毒性があるのではないでしょうか。
難度は大分高く設定されていますが、パターン把握と反射神経を駆使してクリアしていく楽しさがあり、鼻につくような理不尽さはあまり無い気も。
残念なのはステージ数がそこそこある割にセーブ機能ができないところが困り者ではあります。
イライラものゲームはふりーむ内に幾らか存在しますが、本作はハイセンスな構造と骨のある難しさで、また一味違った楽しみがあると思われかくかく。
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