剣と魔法のファンタジー世界であってもミステリーを書くならば、
シンプルにバックログ機能がほしい。ギャグな部分でも無駄な会話が多く
そこにまさかヒントがあるとは思えません。「あれ？おかしな発言したな？」は
幾つかあっても、回想部屋でギャグシーンも見ながら犯人のミステイクを
見つけなければなりません。否定こそしませんが、プレイヤーに解かせるので
あらば、主人公という存在が必要で調査していく要素は不可欠だと思います。
シナリオなどは凝っているので、そこら辺を充実させて欲しかったですね。

一見事件は複雑に見えますが、事件の構造は棒一本になっているので
別にトリックが解らなくても消去法で「ああ、こいつが犯人だ。」
と、事件発生後からはかなりあっさりわかります。トリックもです。
その人物だけを疑ってかかれば、簡単にわかります。
もうちょっとだけひねってほしかったかな？

他の方も書かれてますが、犯人の動機が不明瞭な状態で不完全燃焼です。
面白いんですけど、不便さが謎解きの楽しさを潰しています。
次回作は、あれば是非期待したいですね。

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レイトン教授と逆転裁判のコラボ作品がありましたが
あれと同じで、魔法を前提としたミステリー
導入部分や事件が起きるまでなど、舞台設定が凝っています
割と強調されているので、どんなファンタジートリックが使われたのかはわかりやすいかも

ただそのトリックをどう活用したのかといった細部は、事実から推理するというよりは想像が当たるかどうかといったところ
詳細は控えますが、やや無駄が多くちょっとしたきっかけで見つかってしまいそうでもあり、どんでん返しのストーリー性としては楽しめますが、ミステリとしては少し大味な気がしました
今後への含みをつけたものにしようとしたがためだと思いますが、真犯人の動機などの真相部分も、やや不完全燃焼

剣と魔法な世界観と推理要素の融合した雰囲気はすごく楽しいので、ぜひとも次回作につなげて欲しいと思います
エピローグを見るに、次回作でもまた悲しい犯人になりそうな予感しかしないですが・・・

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シナリオ、演出ともによく出来ていたと思います。キャラや語り部も魅力的で冒頭から引き込まれ最後までノンストップで見てしまいました。またミステリー部分も個人的には程よく、ゲーム内のヒントを拝見し最後の章をもう一度見返したおかげで犯人とトリックがなんとかわかりました。

難点はゲーム的な部分がほぼ無いので人によっては退屈になってしまうのではと感じます。アドベンチャー要素があったらもっと良かったかも。

個人的にはとても楽しめました。続きがありそうな感じで終わるので、もし考えているのであれば是非ともと期待してしまいます。

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