LAST SEAM

LOUDTABLE

何事にも『遅過ぎる』なんて事はない

蒼龍

過ぎた日々を振り返らず、ただ前向きに

※ネタバレあり




音楽はないとあるが環境音などの演出的な音はあると地の文のテキストが軽快でしっかりしているのでそんなに単調には感じなかったです。藤吾と紬希のとても気安く会話がさっぱり途切れない幼なじみならではのやりとりは本当に近しい間柄と言った感じで、過去回想の各エピソードは姉弟友達っぽい微笑ましさも近すぎて踏み込めない苦さもありました。

良い恋愛ものだと個人的には思いましたが、ギャルゲー的な幼なじみというよりは一般向けの小説に載ってそうな少し苦みのある恋愛ものといった感じなんで、そういうのが好きな人向けだと思います。物語の流れ自体はゆったりとしていて前向きで、紬希のキャラが魅力的だったので個人的には話の展開含め楽しかったです。海のシーンとか今言った説明と矛盾するけどなんか青春っぽかったし、叫んだ内容もありとあらゆる意味で言ってくれちゃうなあと(笑)紬希の鬱憤も可愛い気持ちも良かったです。

ちょっと離れていてもすぐ息ピッタリになれるほど近しいのにもどかしい二人の関係が楽しかったです。贖罪ってあるからなんかもっと暗いかと思ったけど、キャラの面白さのおかげでほどよい苦さになっていて、心地よい短編でした。

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No.38308 - 2017-11-23 09:57:35
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