プレイ時間は10時間を突破。
僕がふりーむの中でもトップクラスに時間をかけたゲーム(…と言うよりツール)
一昔前に流行ったデスクトップマスコット。
いろいろな機能があったが、実際に役に立ったのはタイマー機能だった。
この作品はそんな昔を思い出させてくれる。
タイマー機能がウリなので、ブラウザ版よりDL版が適当だろう。
「ミヨコ殿のタイマー機能」
一見なんてことはない。単純な機能。
だが、はたして今の時代、その価値がわかる者がいるのだろうか。
短い時間に次々に刺激を与えられ、その刺激なしでは我慢が出来なくなる。
スマホを取り上げられた児童がどうなるか、
快楽を与え続けられた若者の脳がどうなるのか、
興味本位な実験の数々を見た諸君も多いだろう。
そのような者にとってはこの作品は無価値。
残念なことにすぐに消去だろう。
我々は今一度、自身の、自身の内にある「規律」により、
自身の行動を律するべき時に来ている。
自身のタスク(作業)のたびにタイマーを起動し、そしてミヨコ殿と同じ時間を生きる。
無味乾燥なタスクにも意味が生じる。
ただの作業時間も、自身を応援してくれる存在がある。
ミヨコ殿を信じ、ひいては自分自身をも信じる。
何故、私がこの作品を推すのか。
この作品は作業時間に応じてポイントが付与される。
実はネタバレになってしまうが、そのポイントで得られる「水着」が大変良かった。
自身を応援してくれる存在の水着姿。
他にもいろいろなコスチュームがある。
そして、私はまだまだ頑張れる。
だが、ある者はすぐに気付くだろう。
「インチキすれば楽にポイントを溜められる」
はたして、それでいいのか?
自分を信じてくれる存在がいる。
我々は彼女の応援に対しそれ相応のタスクをこなす事が、
彼女の期待に応えるという事だろう。
僕はそうした。
諸君らはどうか?
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