ただいま全エンドクリアしました。各キャラの習得技にきちんとストーリー上の役割がある点、様々なミスリードに紛れた伏線の数々など、かなりシナリオに力を入れていたことが伺え、とても面白くプレイできました。これで処女作というのは信じがたいと思います。が、その上で若干気になる点があるため、長文となり申し訳ないですが、記載させていただきます。
1.吸血鬼王の存在について。物語開始以前からハロルド達は難敵?と戦って勝つほど強いパーティなんだという印象を持ちましたが、一方で、にも関わらず何でハロルドは物語開始時点でレベル1だったんだろう…と思ってしまいました。まさか吸血鬼王がレベル1のハロルド一人でも勝てるほどの雑魚とは思えないし…。ゲームの都合とはいえ、何かしらの理由付け(ハロルドは最近訓練をサボっててレベルが1まで下がったとか)があって欲しかったと思いました。あと、そもそも吸血鬼というのはどういう存在なのか、何で魔族と別勢力なのかも結構気になりました。
2.ハロルドの正体について。アルファエンドやアテネの研究日誌2・4から察するに、ハロルドが実はロボ・プサイ、ババルドがロボ・ファイであり、プサイ・ファイ→ハロルド・ババルド→アルファ・クサイという流れになっているのだろうと考察しているのですが、これだと①何でプサイとファイがハロルド・ババルドとして人間として暮らしていくことになったのか、②何で2人ともアテネ製のロボットだという記憶がない上に祖母と孫という関係として通しているのか、③ハロルドもババルドも劇中で明確に成長・老化していますがロボットなのにそんなことまでできるのか(この作品のロボットは色々なことが可能だから、できると言われたらそれまでだけど)、④ババルド(ファイ)には時間遡行能力がないはずなのにゲーム冒頭で時間遡行をしたと発言しており少なくとも実際魔法陣を東の塔に移動させられているのは何でなのか、色々とよく分からない点が出ています。
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