文字を読まなければ面白い。
大きくなってもコロコロコミックとかで笑える人ならとても面白いと思う。
具体的にはギャグ(のつもりかは分からないが)90年代のエロアニメとかその辺のノリ。
いや、世代が10年単位で違うのでよく分からないが……。
昭和のお色気少年漫画のようなものを想像するとピタリと嵌まる。
そのノリが受け付けないとゲーム部分を凌駕してとにかく寒い。
リアル指向ともフェミ思考やら倫理観がどうこうという発想には全くならなかった。
逆を言うとゲームで文字なんて大して読まない人には問題が無い。本当に全く問題無い。
憑依システムそのものは仕様と運用の二つを把握する必要があり、とても面白い。
現状把握が煩雑になりがちなので、SRPGに慣れていない人は簡単な難易度選択が遊び易いと思う。
恐るべき大作
ネタバレなし
前後編となっており、前編を含めたボリュームは圧巻です。
主に良かった点
本作、後編シスターズポゼッションは前作を上回るギミックや各種アイテム、ユニット総数、どれもすごい事になっています。
戦略の幅が大変広く自由度が高いステージがいくつかあり、大変好ましかったです。
ストーリーもSFと中世〜近世から取材した達者な筆で軽快に描かれています、勇壮ですね。
ちょっと良くなかった点
敵味方ともにすごい量なので全体の戦況を把握するのが難しい面があります。
リロードをするとまた数十からのユニットを動かし直すなどはやや疲れる所がありました。
量を取った弊害ですね。
TSF憑依でスキルの着脱をする訳ですが、スキルの数も膨大なので把握するのがなかなか大変でした。
親切な点
ちゃんとイージーモードが搭載されています。
以上、簡単な感想となりますが、楽しませて頂きました。
これほどの大作をつくられた事に脱帽です。
感想
ストーリー、システムは前作ほぼ同じ、本作の難易度少し下がる。
特に悪い部分ない、いいゲームと思います。
ただ、好きなキャラクターだけ育成は無理(ステータス固定成長です)、弱いキャラクター、中盤以降のキャラクター、スキルなしの仲間、活躍機会はないです。
仲間増えでも、出撃上限増えでない、この部分少しやり辛いと思います。
序盤の感想ですが(前作クリア済み)
高い難易度はそのままに、様々な意見も反映した内容に変化しており、非常に好感が持てる内容。
前作は常に、分岐要素が多いのに1ターン1行動もミスが許されないような詰め将棋のような難易度で、
達成感があり面白いが、攻略サイトを見ながら、同じターンを何十回も繰り返さなければならないシーンも多かった。
今回は味方が増えたことにより、憑依先が適切であれば様々な要素を通常プレイでも回収できる。
さらに、最初から憑依キャラに素質(経験値2倍)持ちがいるのもいい。
素質のおかげで、スタメンを途中から変更するときも、レベル不足解消のためのチクチクで、イライラすることもなくなった。(逆に言えば、イライラするなら育成を軽視した自分のせいと割り切れるように)
これにより「難易度が高すぎて、作者はクリアさせる気がない」という意見を上手く解消したと思う。(私は作者様が好きな作品を作り、プレイ側は嫌なら作者のモチべを下げぬよう静かに去るか、対案を提案すればいいと思うが)
ストーリーもカリスマ英雄の勧善懲悪ものから、全員の利害のために奔走すると内容に変化しておりマンネリ化していない。
※世界観に関して
戦争・略奪は昔から、土地や資源(大半が人的資源)の確保のために行われるので、血の気と支配欲の強い男性優位のストーリーになり、戦争に参加する大半の男性が女性にゲスくなるのは当然。
そして、女性がすぐに憑依を受け入れてしまうことに、女性蔑視を感じ嫌悪を抱く人も多いと思う。
しかし支配者や死別による夫の入れ替わりが激しい群雄割拠の時代を生き抜くために、実際に戦時中の女性は男性に迎合するよう教育されていることも多く、リアル志向の結果だと思う。
(女性は、男性のように血族をとにかくたくさん増やすのが目的ではないので、筋肉量が多く単純な動機の男性と比べて戦時の国家には役に立たないと存在を軽視されやすく、昔から続く名家以外は、侵略者・支配者は男性に集中するため)
フェミニスト傾向のある方や、ゲームに現実の倫理観を当てはめてしまう方はプレイしない方がいい。
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