蒼龍
夢の中だったのかもしれない
夏、ばあちゃんの葬式に行ったところで出会った不思議な少女の話。良くも悪くも雰囲気重視って感じの作品ではあるかも。以下ネタバレ
作者の方の他の作品に通じるような、ぼんやりとした空気と日常描写、夢か現か曖昧な展開など個人的には良かったです。飛んでいく麦わら帽子とか情景の書き方がやっぱ上手いというか好みだなあって思います。洗濯ものの干してあるシーンとか。
雰囲気を楽しむための作品と割り切っちゃった方がいいのかもしれないんですが、ヒロインの名前を考えるとおばあちゃんを助けて代わりに・・・?なんて深読みも出来なくもないかも。仲良かったみたいだし。エピローグは多分ヒロイン視点かな? 個人的には好きな空気の作品でした。
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No.33912 - 2017-03-04 19:05:49
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