魔法使いカラオケにゆく

枕三つ

落とし穴、魔法使い、空腹、進路、エプロンママ、そしてカラオケ、2日ばかりのそういう話――

DeepCorner

[☆1] 夢に向かって歌う魔女子

ちょっと不思議成分配合(?)の完全一本道、短編会話ノベルに該当。

親の跡を継ぐのが嫌で逃げ出した魔法少女と主人公との奇妙でハートフル(?)なやり取りと、その後の彼女の行く末を描いた、ドタバタコメディ劇といったところか。
お調子もので色々と抜けている魔法少女がてんやわんやする様がなかなかの萌えであり、カラオケにてしょぼーんとなりつつもノリノリで歌いまくる彼女が可愛らしく、話後半のプチ逃避行がちょっと切なく、エンディングの締め方がかなり綺麗だったという印象。
魔法少女のキャラ絵自体は綺麗な反面、絵のバリエーションに乏しく少々使いまわし感が目立つのと、シナリオを終えてもおまけ的なモードが確認できなかったあたりは物足りないところ。

魔法少女の色々な萌えどころにときめけつつも、彼女の夢を追う姿勢や、協力を惜しまない主人公の活躍といった見所が手短ながらも凝縮された一作。
非科学的なのか現実的なのかよーわからん、はな子さんの摩訶不思議な行動が何ともシュールであり、ママンの威厳がありつつも薬局エプロン着用な姿がまたまたシュールであるのだ。 (Vol.40)

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No.958 - 2011-09-14 09:55:22
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