浦田一香
二人を結んだ言の葉
説明文にある通り、綾さんのお役に立たせてください!の
前日譚です。
弓子と綾のお話です。
綾は視えることで、周囲から孤立しています。
おそらく、家族からも理解されなかったでしょう。
幼い頃から視えるわけですから、
誰からも理解されないことに、何度も
心を痛めたのでしょう。
そんな綾の初めての理解者が弓子です。
弓子には視る力はまだありませんでしたが、
それでも、綾のことを信じる懐の深さは
さすがですね。
学校での勉強(宿題)で、弓子は綾を頼っていましたが
精神的な面で綾は弓子に依存していたのではないかと
思います。
それが、綾さんの~の行動につながったのでしょう。
二人を結んだのは、弓子の言葉です。
同じ境遇でなくても、同じ力を持ってなくても、
言葉があれば、人と人とは絆を結べる。
そのように思いました。
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No.45914 - 2019-01-30 16:53:12
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