彼女の音色に歌をのせて

Shadow's Silhouette

歌が好きな少女とピアノが好きな少女の短編百合ノベルゲーム

紀 ひな

【微ネタバレ注意】

エンディング回収をするためだと自分に言い聞かせても、裏切る選択肢は選べないほどに紫ちゃんが好きになりました。私にとってはそれだけ魅力的なキャラクターです。詩織ちゃんや弘原さん及びクラスメイトの立ち回りがリアルで、主観的にも客観的にもいろいろと考えさせられました。素敵なゲームをプレイできてよかったです。本当にありがとうございました。

12345
No.52910 - 2020-05-30 17:23:04
muhu1128

グラフィックと百合ノベルに惹かれてこちらをプレイ。
眼福ですた。ごちそうさま。

他のレビュワさんも言及している通り、歪んだ百合ゲームという感じでした。音楽という共通点を持った詩織ちゃんと紫ちゃんの2人は、お互いに惹かれ合ってるのに、様々な障害のために素直になれないのが見ていてもどかしい感じがしました。

あるルートについてですが。
紫ちゃんを主人公の詩織ちゃんがカッターで切ったり、男性が彼女を暴行させたりしてるのを見てるだけだったりしたのに、なんで後日、詩織ちゃんは紫ちゃんに会いたいなんて思うのか…
厚顔無恥すぎる気がします。罪悪感とかないのか…?

色々と矛盾した点はありますが、好きな人は好きだと思います(^ ^)

12345
No.27316 - 2016-01-01 22:48:18
さつきち

不器用だから愛おしい

面白かったです。
どのエンドも後味が悪く、本当はあまり好きじゃないんですが、この作品においてはそれがとても良かったです。
どこかしら歪んだ百合は魅力的! 紫がかわいかった。
この作者さんの他の作品もプレイしてみたいと思います。

システム周りも洗練されててプレイするに当たって不便なことはなく。
やや字が読みづらかったことと、あとがきがWEBなのがちょっと面倒かなと思ったくらい。

12345
No.27089 - 2015-12-19 23:09:49
おとなり

百合ものとして

まず、私個人としまして本作のようなバイオレンス要素に嫌悪感が殊更強いために
作者様の意図通りに楽しめなかったかもしれません。
申し訳ございませんが、その点を最初にお断りさせていただきます。

百合ものとして述べさせて頂きますと「恋愛対象が同性である」といった説明がないながらも
各々相手に対する魅力の感じ方の描写が丁寧で、展開に違和感が無かったのは良かったです。

「絵が苦手」とご謙遜されておりますが、キャラクター画像も可愛らしく良かったです。
おそらく本作はキャラデザに惹かれた人も多いかと思います。

12345
No.17735 - 2014-01-16 21:26:02
眼鏡侍

愛している……でも、失う事は怖い

Shadow's Silhouette様の制作された、激鬱学園百合ADV、“彼女の音色に歌をのせて”の感想を書かせて頂きますね。

本作は友達がいない過去を持つ主人公詩織が、何処となく冷たい雰囲気を持つ少女紫と、段々と仲良くなって行く、女学園での百合が楽しめるADV。
最初は暗い過去を持ちながらも、運営者の親戚であると言う特権を持ち、一からやり直そうと努力している詩織と、彼女に対して親切で優しい、多くの友達の姿が描かれ、中々に華やかな学園生活が描かれます。
所が、詩織と紫が接点を持つようになり、絆が深くなって行くに連れて、ストーリーは非常に重くて、暗い展開に。
鬱展開の暗い学園百合物と言えば、Lilie-Love⇔Hate-がありますが、本作は死亡率こそ少なめな物の、同じ位に精神的に凹んでしまうような描写がなされております。
それも、本作の方はとても現実的であり、凄く生々しい展開が多いように感じられるのです。

プレイ時間は全ての展開を見ても、1時間すら掛からない程に短めであり、ルート分岐点は2箇所、ED数も3種類のみとなっておりますが、どう転んでも詩織と紫は報われないと言えますでしょうか。
唯一未だ他のEDに比べればマシだと思えるEDでさえも、結局は何の解決にもならず、他の2つに関して言えば、ハッキリ言って精神が抉られます。
その中でも特に印象に残ったのは、あるキャラに命令された詩織が、自分の身可愛さに、彼女にとって大切な存在である紫を傷付けたシーンでした。
一番許せないのは、当然、我儘で恐ろしい心を持った、あの悪魔のような番長ではありますが、取り巻きはどうあれ、私は詩織の行動に凄まじい怒りを覚え、もしも目の前に彼女がいたら、今直ぐ思いっ切り、容赦なく殴り飛ばしてやりたい位でした。
こんな最低な百合ゲーの主人公が、今までいただろうかって本気で思ってしまいましたよ。

……ですが、悲しい事に、詩織の気持ちも痛い程、凄く良く分かってしまうのが辛いんですよね。
詩織は今までずっと友達がいなくて、例え周囲から自分が利用されているのだと言う事が分かっていても、権力を使って人気者になり、彼女としては必死になって頑張って、その努力の末に手に入れた仮初の友達。
それを失う事が怖くてどうしようもなく、また一人になる事に耐え切れず、その恐怖から逃れる為に、自分にとって本当に大切な人まで傷付けてしまう。
勿論、絶対に彼女の行った行為は許されるべき物ではありませんが、結局は彼女も大勢いた被害者の一人でしかなかったのです。
だからこそ、自分の犯した罪の報いを、甘んじて受け入れたのではないかなと思いました。

そんな訳で、この3つのEDには色々と考えさせられたのですが、本作のストーリーは、流石にここまで酷くはないにせよ、結構身近な所でもあるような問題を描いているのではないかと思うんですよね。
友達等を含めた対人関係、苛め、過去の心的外傷(トラウマ)等々、誰もが少なくとも一度は考えた事があり、常に自分の周囲に潜んでいるであろう問題ではないでしょうか。
この作品では偶々舞台は女学園なのですが、別にそこだけに限った話ではなく、例えば会社であったり、病院であったり、老人ホームであったり、或いは一般の家庭ですら有り得る事ではないかと思うんですよ。
プレイされる際には、そう言う点も踏まえて、実際に詩織になり切ったつもりで選択肢を選び、話を読んで行くと良いのではないかと思われます。
また、その時の紫の気持ちになってみると、涙腺が崩壊する位に感動を覚えると思いますので、是非ともこの二人の感情を、物語の中から感じ取って欲しいと思います。

かなり話が脱線して申し訳ないのですが、肝心の百合描写に関しては、詩織の最初は友情だと思っていたのに、何か違うと気付いて変わって行く辺り等、切なさを感じる展開が期待出来ます。
それ程濃厚な描写はなかった物の、お互いに愛を感じている所が文章から読み取れ、切なさに胸が苦しくなりました。
ただ、本作はやはり、どちらかと言うと、百合と言うよりも、本当の友達や絆と言うのは、一体どう言う物なのかと言った点に、焦点を当てているような気がしました。
主人公とヒロインの心理描写も上手く、立ち絵やイベントCGも可愛らしく、とても美しい。
ちょっと辛い描写は多い物の、百合ゲーファンの方は勿論の事、百合ゲーファンじゃない人にもお勧めの一作です。

是非一度プレイして頂き、本作が何を伝えたかったのか、貴方も考察してみてはいかがでしょうか。

それでは、これにて失礼致します。

12345
No.16595 - 2013-09-19 21:50:19
  • 1


Deletion guidelines: "Includes other than game impressions and reviews" "Aggressive content to creators," "sentences that are not gentlemanly"
About spoiler: If you include spoiler for review, please include "spoiler attention" in the beginning of the sentence.

Recommended free games for you

Free game event list

  • Event0
  • Event1
  • Event2

Someone's recommended games