ストーリーは割と王道ではないかと。
ただの王道ではなく独特の世界観を有しているので、あまり王道すぎるストーリーを好まない私でも楽しめました。
英雄と呼ばれた父の軌跡を追う子のストーリー、その過程に出会いがあり、父を厭う村があり、そうした中で、子は成長したような、そうでないような。
ただ、いくつかの出会いによって自分の在り方を考える…そんな王道のストーリーですが、世界観やその設定がすきだったのかもしれません。
システムですが、基本戦闘で得られるお金はゼロ。
戦闘によって得たアイテムを売ってお金を得てアイテムを買う換金式が主。
アイテムをもてる数が非常に少なかったのですが、ぶっちゃけアイテムがなくても割と一部以外は大体キャラ達が回復技持ってるのでやっていけます。
MP制ではなく行動チャージ型なので基本宿泊も必要ないですし。
お金使うとすれば念のためアイテム持っておくとか、防具や武器買う時などですがそれらも基本安いですし、お金は余り気味かもしれません。
まぁ馬借りようとするとそこで結構持っていかれますが私基本歩いていたので。
レベル上げは基本必要ありませんが、馬借りるようなら少し必要かも?
馬借りず歩くなら勝手に必要数レベルに達するので。
強いて言うならロクサ戦が少しきつかった。
個人的に、ルクスがツボでした。
エルフという種族がすきな上に、人間嫌い。まぁストーリー進めていくうちにそれもなくなりますが、それでも好きでした。
「カゲ」の存在が謎すぎるのですが、最初に「人と影がまだ別の存在であった~」とあるので普通に「影」の事で良いのでしょうか。
それとも青年期編で分かるのでしょうか。
もしこれが最後まで謎のままであるのなら、少しそこがもやっとするかもしれません。
あと最後と製作後記を見る限りではどうも15年間のストーリーが全く分からないようなので、
もし余裕があって可能なようなら青年期編が終わった後にその間のストーリーが何かで見られると嬉しいかなぁと。
まぁ大変だとは思うので無理は言わないつもりですが。
時々入ってくるスチル?は非常に良かったです。
ただアグリ、ルクスなどが入ったスチルもあれば個人的には嬉しかったかなとも思います。
大変楽しんでプレイできたので、青年期編を楽しみにしています。
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