2020年7月12日にchapter1の終わりまでプレイしました。
「1bit heart」が痛く気に入り、同じ制作者様ということでプレイさせていただきました。
移動ができるようになってすぐ「ヴィネット風のマップだと……!?」と丁寧でどこか不思議なグラフィックに感動。
キャラクター・世界観設定共にすごく好みでした。
【以下、ネタバレ含むので注意】
ストーリ自体はとても良く、楽しませていただきましたが、
個人的には「あれ、次は何処に行けばいいの? 何をすればいいの?」となってしまう部分が数回ありました。
(釣り竿を直した後に魚の種類を聞かずに釣りスポットへ直行してしまった、
宿で休んだ時の回想?で手のカーソルを出されても何をすべきかわかりづらい、など)
事前に翻訳済み攻略メモをもらっていたのでそれを見たり、手当たり次第クリックしたりして進みましたが、
攻略を見ないで進みたい主義の人もいらっしゃると思うので、その辺りの細かい誘導をもう少しわかりやすくするといいのではないかなと思いました。
システムとして感動したのは、地下から抜け出す際のゲーム外(保存ファイル)を通じて話を動かした部分。
ゲーム内のキャラクター同士だけではなく、プレイヤーが直接呼びかけられているという良い意味で異質な臨場感を味わうことができ、“yes”と保存して本当にゲームに影響するだけでなく、その後に“me”ファイルの内容が変わっていたことも含めて思わず「すごーい!」と声が出てしまいました。
ただ、終わってから思ったのは事前に攻略メモをもらう手順を踏まずにそこへ行くと、プレイヤー側が「ゲーム内のシステムがファイルに干渉することもある」という意識がないまま「君にしかみえないところ」というメッセージを受け取ることになり、解釈に困ってしまう人が出てくるのでは?ということですね。
全体的にはとても楽しかったです!
更新を心待ちにしています!

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