深い作品でした
人間ではなく動物がメインのキャラクターが登場するのにもかかわらず、SFな感じの建物があり、内容も文化・政治的なものも含まれているという異色な作品だと感じました。
やはり何といっても絵画の様なグラフィックが全体的に雰囲気を作り上げており、キャラクターも会話などのイベントで個性が凄く良く伝わる点から、作者様のセールスポイントも良く活かせていると思います。
戦闘はサイドビュー式でキャラクターの動きも細かく表現されており、戦闘シーンもBGMとマッチしていてカッコ良かったです。
5つの法石をメカニアに装着させてスキルを発動させるという独特なシステムとなっており、キャラクターの特性などをきちんと理解した上で的確な編成を行わなければならないため、戦略性を含めて少し難しめといった感じです。
フィールドマップで若干迷ったりしましたが、作業感はなかったと思います。
ストーリーやシステムも凄く良く絞り込まれており、フリーゲームとは思えないような作品でした。
続編待ってます
ストーリー重視のRPGなのでガンガン戦闘してレベル上げを求めている人には不向きかもしれません。
自由度が少なく少し進んでイベント少し進んでイベントの繰り返しが多いですし、雑魚戦でも一回の戦闘がやや長め。
あとREAD MEにも書かれていますがやや詰み易いです。
買い物やレベル上げが出来ない箇所がたまにあるせいですが、自由に動ける時に適当に回復買い足しして落し物は拾って少しレベル上げしたら大丈夫です。
ただ気になるのはそれぐらいで、世界観や設定などストーリーに関しては私がやったRPGのフリーゲームの中ではトップです。
特にキャラが立っていて、敵や味方、それ以外の人たちにもその中でさらに個々に色々な思惑があって、世界中で同時にお話が動いているリアル感が秀逸でした。
会話はギャグ要素多いんですが、主人公たち以外の腹黒率がやばい。
あんな愛くるしい瞳で頭の中はこっちが怯えるぐらい。
実家の飼い犬を抱きしめたくなりました。
絵もキャラやマップも全部オリジナルで素晴らしかったです。
完結するのに10年以上掛かりそうですが、まずは続編わくわくして待ってます。
絶対やりますので頑張って下さい!
続きが気になる
3部作からなる物語の「1部・前半」ということで気になってプレイしました。
正直なところ、紹介絵を見たときに「どうせ従来のゲームと同じだろう」という偏見が少しありました。
しかし「少しプレイしてみるか・・・」と思って始めると、会話やキャラクターの個性が際立って非常に面白い。
物語が進むにつれて先の展開が気になってしかたがなくなり、他の方のレビューでも言われているように「止め時」を完全に失い最後までプレイしてしまいました。
クリア時間は約10時間くらいでしたが、
「あっという間にクリアした」というのが実感としてあります。
しかし、何故か非常に満足感を得るような内容でした。
伏線や気になるセリフも沢山あって、
いわゆる「小物感」が際立ったキャラクターも何匹か居たりで、
今後、どのように絡んでくるのか非常に楽しみです。
戦闘関連では、「戦略性」と表現すると大げさかもしれないけれど、
メカニカによる若干の戦略性が含まれていて、戦闘スタイルを自由に決めることができるのも楽しみの1つ。
最初に主人公?の必殺技?を見た時には思わず笑ってしまったが、
斬新?な攻撃エフィクトの演出が面白く、
続編で新しい技の登場を期待してしまうような派手な演出の強力な技もあり、
続編でもメカニカによる戦闘から目がはなせないはず。
戦闘曲がとてもカッコよく、戦闘開始直後と戦闘終了後にキャラクターの心情?が一言で表示されるところなど細部にも拘っていて非常に楽しめる。
続編がプレイしたくてウズウズ?してますが、
とても素敵なゲームだと思いますので
作者様にはじっくり時間をかけて完成度の高い作品を作ってほしいと、
勝手ながらですが期待してしまいます。
現状で、個人的に最も好きなキャラクターは、ウー・・・・です。笑。
止め時を忘れてしまう
クリアしました。
第2章まででしたが、もうお腹いっぱいのストーリー&熱い展開。これで、まだ6分の1らしいですが、最後はもうどうなってしまうのか、完成が待ち遠しくて仕方ありません。
キャラの魅力ですが、まさかの動物ばかり。獣人なんて中途半端じゃない。美麗なグラフィックで、ドラマを観ているかのよう。
プレイヤーキャラクターも十分魅力的ですが、イチ推しは悪役(敵サイド)、一見味方側でも喰えないキャラが多数いることかと。いずれも「こいつめ~」と何とかやっつけたいキャラばかり。
そして、壮大なストーリーと張り巡らされた伏線。プレイヤーを置き去りにしないよう、丁寧に展開していくので、どんどんゲームの世界に引き込まれ、止め時を失ってしまいました。
素晴らしい作品ですが、戦闘についてはやや不満要素も。
サイドビューでキャラはよく動くのですが、もう少し動きが早くならないかなと。
シンボルエンカウントも、プレイヤーの操作性に対して敵の動きがキビキビしているので、避けるのが意外と難しい。
一番気になったのはバランスです。
カウントタイムの基準もよく分からず、同じキャラが二回行動できたり、逆に二回連続で攻撃を喰らったり、ターン制より行動が読みづらく、結構苦戦しました。
技の発動もランダムのようで、ラスボスで全体攻撃が何連続も来たと思ったら、その後は弱攻撃が続いたり、かなりムラがありました。
アイテムの補充が無かったり、メカニカ装着をうっかりしていると、セーブポイントによっては詰みになるかと。
本当に心配なのは、この作品の完成が見届けられるか…作者様もお忙しいとは思いますが、ぜひ最後までクリアさせてください(とりあえず、リンクスは引っぱたきたい)。
絶対損はしない
※チュートリアルステージ時点でのレビューです
とにかく一度プレイしてほしい。特にRPG作ろうとして失敗した人たち。私のように。
たぶん私たちの作りたかった丁寧さがここにあります。
動物メインでSF…それもなかなかこだわった風な画像に惹かれ、ダウンロードしてみました。
スタート画面ですらこだわった表示(とサークルロゴの芦雪犬に)、自分の感覚は間違っていなかったと期待が膨らみます。
その後の章タイトル表示やチュートリアルイベント・戦闘でのキャラクタードット、これは完全オリジナルなのでしょうか、とても丁寧に作られていて、これは本当にいいものだぞと感じます。
だって普通そのあたり適当だったりフリー素材なんかでも怒られませんよ。
主人公の寝方とかベッドとかから出てくるだけでいいじゃん。そんなものでバイアスはかかりませんよね?
でもそうはしない。丁寧に作られていると、それだけで好感を持てます。
戦闘はシンプルなターン制サイドビュー。非戦闘時のメニュー画面で、技を5つ自分で選んで、それを使っていくものです。
逆に、戦闘にこそ重きを置く人には目新しさが…という感じでしょうか。
まだ序盤なので、バランス含めまだ不明な部分はありますが、基本システムは堅実な感じです。
マップは2.5次元っていうのでしょうか?
奥行感のある2Dグラフィックを背景に、キャラクターを動かすことで疑似的な3D空間を表現しています。
マップチップでいいじゃん!でもそうはしないのがやっぱり素敵です。
自分でべた褒め書いておいて恥ずかしくなってきました
こんないいフリゲに出会ったの久しぶりですよ私は
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