両手に今夜水を持って

こゆび反応

世界の存続か、滅亡かを選択する系ノベル

ザワークラウド

良作

哲学的な命題が上手くまとめられている。
ボリュームも適度。

ただ、一つ目の話が浮いている気がした。

12345
No.26300 - 2015-10-24 21:33:15
小嶋ののか

ネタバレを含むのでプレイがまだの方は流して下さい…

どうしても作品への感想をお伝えしたく、ここで失礼いたします。

まずはこの作品、両手に今夜水を持って、とても素晴らしかったとお伝えしたいです。このような作品を生み出してくれたこと、そしてそれに巡り合えたこと、感謝の言葉ばかりが浮かびます。
すべてのテキストを読み終えてまず思ったのが、すごい。この一言に尽きます。
語彙力が乏しくお恥ずかしい限りですが、他に言葉が出てきませんでした。圧倒的な表現力、構成、そして世界。どれも素晴らしくて読み終えた時には本当に震えが起こりました。
最初に表示される章のナンバーが03になっていることに最初は疑問を抱きましたが、最後まで来てその序列に気付いた時はそういうことだったのかと狐に化かされた気持ちでした。勿論いい意味で。



各章ごとの感想も少しばかり失礼します。
まず03。最初に読むことのできるこの章が、はじめはこの世界の核だと思って疑っていませんでした。この後少女がどのような選択をするのか私には知る由もないですが、きっとこの世界もまだまだ続くのだろうな、と勝手ながら想像しています。そして冒頭で鎌を研いでいた魔法使いだったので恐ろしい存在かと身構えましたがそんなことはなく、とても優しくしっかりとした人だなと、最後にはほっこりしてしまいました。私もそれが何かは分からずとも自分の役目を全うできる存在でありたいと思いました。

そして次の02。世界が一変して初めは戸惑いましたが、先ほどのはこの女性の夢だったのかと頷きました。そして今度こそこの世界が核なのだろうとも思っていました。
手も足も何も動かせない女性を想像したら、なんだか自分まで体が動かなくなる錯覚に陥りました。それだけこの文章の表現がダイレクトに伝わり、女性に投影すら出来たのだと思います。そしてしぃちゃんロボ、この世界の化学はすごいなあと漠然と感じました。
そして今までほぼ無音だった所に流れたギターサウンドがとても響いて泣きそうになったのを覚えています。本当に演出というかタイミングというか、素晴らしいなと。
その後の女性の行動、ああさっきの話は女性の書いた小説だったのかと。最後まで読んだ今だから分かりますが本当に文章の序列が上手くてハッとさせられます。
この女性が見つけた、唯一自由に動ける世界とその小説を、心から応援したいと思いました。世界を作っていく少女ののびのびとした描写に心を打たれました。

最後の01。02で綺麗にまとまったと思っていたので、この後のお話はどうなるのかと読み始めたら、次の主人公は男の子。世界は先ほどと同じかと思ったら、読み進めていき水槽プログラムを見た時、そしてその中に先ほどの女性が出てきたとき、全てが綺麗に繋がってとてつもない衝撃を受けました。そしてどうやらこの01の世界はかなり科学技術が進んでいるのだということ。そのうちこの現代もそうなるのかと思った時、なんだか奇妙な、不思議な感覚でした。
そしてその後のクオリアの話題。この少年にとても共感できました。というのも、私もよく他人のクオリアに疑問を抱くというか、クオリアとかそんな難しい言葉ではないけれど、自分以外の人はもしかしたらNPCなんじゃないか。みたいな事を思ったりするので…
そして終盤。水槽世界を保存するか滅亡するか。私が先に選んだのは滅亡でした。そして二度目に保存を。二つとも見て私がより信じたほうは、保存の方でした。
実際に女性は思考を持っていましたし、それが創造主による作られた世界だったとしても、きっとそうなんだと思います。現にこの作品という世界さえ制作者様という神により作られたの水槽プログラムだと思ったので。
そしてこのお話にもし続きがあるとすれば、それはこの作品の創造主である制作者様や私の生きているこの世界なのだと思います。そしてその続きはまたこの世界を作った神の世界…とずっと続くのだと思いました。
大袈裟に言いましたが、制作者様があとがきで言っていた「もしかしたらこの世界も、自分も…」という所には痛いほど気が付きましたので、それだけでもお伝え出来たら…と思います。

とても長々と書いてしまいましたが、それだけ私にとって衝撃と感激の強い作品であったこと、どうしてもお伝えしたく失礼いたしました。
語彙力に乏しく小学生のような稚拙な感想ばかりで申し訳ないです。伝えたいこともうまくまとまらず…。
この作品の素晴らしいところ、私も制作者の端くれとして見習っていきたいです。
本当に素晴らしい作品をありがとうございました!これからの作品も影ながら応援、そして心より楽しみにしております。
それでは失礼いたしました!

12345
No.26260 - 2015-10-23 15:03:59
Low

『うわ これは 素晴らしい!』

まずは 感想かいてくれた先人に感謝しよう。 
気にはなっていたけどDLするか迷ってたから。


03 02 01 と読んでいき 読み終わったときには うわあ と。

幼いころ Hamilton の短編読んだ時よりも 震えた。

あれよりも話がとても身近に感じた・・・ 




命題としては 昔から語られていて 広く知られ 書かれいる「問いかけ」ですが・・・

構成が! 文章力が! 語り口が すばらしい! 読んでて 震えたもの!
今の時代に とても あってる。 



なぜか 読んでるとき 学生時代 研究会のこと 思い出してました。
この命題を話したりしてた頃を。

私も「テキストファイル」が印象深かったです。て いうか これが肝だろうと思う。
この章に感想書いたら終わりそうもありません。色々 色々 語りたい^^;


最後の選択肢 答えはでますが 答えはでません。(いや 答えは出るんですけどね エンド1 、2と でも 自分として・・・)

とても良い作品 ありがとうございます。



あ 冒頭に書いた ハミルトンの短編は・・・ 本編読めばわかると思う・・・たぶん

12345
No.26218 - 2015-10-20 18:46:06
みそにんげん

興味深い話でした。

3つの話の間の関係が面白かったです。こういう構成はいいですね。

とても哲学的な内容でした。高校の倫理の授業を思い出しました。考えても益体無いといえばそうなのですが、しかし考えると何だか不思議な気持ちになる、そんなテーマを扱っている作品だと思います。

2番目の「テキストファイル」の話が一番印象に残りました。主人公の言葉が要所要所で突き刺さるような文章でした。静と動があって、引き込まれました。

難しい話をしつつ、自己満足には陥っていない、いい感じに読み応えのあるノベルでした。作者様の哲学への含蓄が感じられました。ありがとうございました。

12345
No.26210 - 2015-10-19 23:48:10
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