衝動の万博事件
昭和60年現実のパラレルフィクション、短編ノベルに該当。
批判的な意見が多くなってしまうが、「あまりにもフィクション色が強すぎてつくば万博を題材にする必然性がいまいち感じられない」「話の流れが急ぎ足気味で登場人物のキャラ像が見えにくい」「サスペンスとしても人間ドラマとしてもちょっと描写が雑」といった印象。
ノベルとしての批判点は「背景の実写絵と自作絵の画風が別物すぎて統一感が取れていない」「一度に表示される文章が長すぎて読み辛い」「必要以上に選択肢が多い気がする」などが挙げられる。
いい部分を述べるならば「ハイテンポで話が進むので軽快ではある」「バッドENDの選択肢を選んでも即前からやり直せる」「文章表現そのものは普通に読める」といったところ。
う~ん、悪くいってしまうと「つくば万博ではない完全創作でも十分事足りそうなシナリオ」であり、製作者が売りにしているポイントがあまり魅力に感じられないように思える。
とはいえ、話自体は決して悪くはなく、軽いテイスティのサスペンスドラマと割り切れば楽しめるのではないだろうか。 (Vol.182)
(無題)
色々と惜しい出来
渋めのサスペンスドラマ的なシナリオは
無駄な描写が少なく緩急もあってかなり好感が持てた
ただ1985年当時の空気感みたいなものはあまり感じられなかったかも
全ページで一行目の最初の文字に再生マーク?が被ってたり
背景画像も写真素材と手描きイラストに統一感がなくて
全体的に雑な感じは否めない
せめてコスモ星丸の画像ぐらいは出して欲しかった
そういう見た目の部分での改良の余地がかなりあるように思う
個人的には文章よりも映像で見てみたい物語だと感じた
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