刺さった作品でした
トゥルーエンドまでプレイ※感想に多少ネタバレを含みます
正体不明の厄災が各地に蔓延り四種族が住まうという世界観がすごく良かったです
主人公の正体、厄災の謎、謎の組織、という様々な謎を追っていくストーリーですが登場人物がほぼ全員コメディタッチで描かれているので肩の力を抜いて見ていられました
厄災に関しての真実を知ると、かつてあった出来事や人物に想像が膨らみ、いつか何かしらで本当の真実を見てみたいと思いました。
戦闘は雑魚はサクサク、ボスはしっかりと戦略を練る緊張感を味わえる難易度
ただ中盤までのボスは結構色んな攻略法を試せて楽しいのですが、耐性がゴリゴリで火力の高い終盤のボスはこちらは1ミスで全滅または壊滅させられるため、決まった安定行動の繰り返しになり作業感が強くなってあまり楽しめませんでした
レベルを上げても敵のレベルも上がっていく仕様みたいなのでその点も注意が必要
多彩な効果のスキルや魔法を揃えても終盤のボス戦では一部しか活用できなかったのでなんとももったいないと感じました(面白い効果や性能のものが多いだけに)
キャラの性能差についてはスピードによる隔たりが大きく、終盤はスピードの遅いキャラをメンバーに入れる事が縛りプレイみたいになってしまうのもつらいところ。装備で遅いキャラのみ補強可能にするか、もしくは誤差程度の範疇に収めるかした方が好きなキャラ使えないという不満も持たずに済んだかと思います
戦闘グラフィックはスタイリッシュなUIと画面効果も相まって全てがめちゃかっこ良かったです
自分の総評としては、世界観やグラフィックなどのセンスは最高クラス、中盤までは間違いなく良ゲーですが終盤のバランスのせいで結構損をしてるゲーム
不満も述べましたがクリアまでプレイできたのは、それだけ自分には深く刺さった作品なのは間違いありません、遊ばせて頂き本当にありがとうございました!
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